2015年5月24日 カテゴリー:日記 コメント:コメント:0
こんにちは。
ただいまアーティストブックの梱包を終えて若干空腹気味であります。
真夜の旅人の更新以降ダイアリーさっぱりだな、とお思いになられていた皆様、スミマセンでした!ようやく更新です。
いや〜この2週間忙しかった!
働いて働いて描いて描いて「マズイ終わらないかもしれない〜!」とか思いながら描いて描いて。
作品は、なんとか間に合いました、
今回、この博多阪急百貨店「日本の匠」展では、「カーネリアンパーティ」「惑星図書館」「スターダスト・ゲート」「白野少年」「Blazing wind」の展示販売と、「真夜の旅人」の最新編『鉱石煙管編』の原画展示を行います。
そして今回はアーティストブック10種類を展示販売!こちらは数に限りがございますので、無くなってしまったらごめんなさい。
さらに水戸京成百貨店で好評でした「似顔絵描き」も行います!お一人様1000円くらいで10分〜15分お時間いただきまして、その場でお顔をお描き致します!
来週27日から、翌月2日まで、博多阪急百貨店8階催事場でお待ちしております!
さて、実はまだキャプションが終わってません(!)。
しかし息抜きと気分転換は大切です。
昨日はイラストレーターをしてる友達とバーに行きました。
「月のはなれ」というバーで、私はこのお店を主催している月光荘という画材店のヘビーユーザーなのですが、ずーっと行きたかったんです。
いや〜!美味しい本物の空間でした!
そしたらなんとメニューの中に「お絵描きセット(500円)」なるものが!
全員揃ってそれを注文し、途中から「大うろ覚え書き大会」に(笑)。
真夜の3人衆!ヨークはなんか恥ずかしいことをカヤンにバラされたんでしょうかね(悪気ない感じで)。
カヤンとターゼさん。「月のはなれ」のお酒は本当に「お酒」の味でいいんですよ…。美味でした。
ここから大うろ覚え描き大会。
カンタンな外見のヒントだけでキャラクターを描いて当てます。
上から、「きりみちゃん」「おでんくん」「ガミガミ魔王」「おじゃる丸(とそのとりまき)」「団地の少年(名前忘れた!土曜のアニメでやっていたやつらしい!)」
ヒドい。
でもガミガミ魔王はうまくいった気がする!
唯一うまくいったのはこのスレイヤーズのゼルガディスくらいですよ。(右上はとたけけ)
この大会では友人のガミガミ魔王がクリティカルヒットを叩き出してくれました。
さてさてそれではこれから食事して最後の宅急便を出し、キャプションを作って参ります!
来週いっぱい博多にいるので、真夜の旅人は6月に更新致します!
では博多阪急百貨店でお会いしましょう!
2015年5月11日 カテゴリー:日記 コメント:コメント:0
連休終わりましたね。
みなさんどちらまで行かれましたか?
私はちなみに、お正月は帰れなかった歌津に帰りました。
そのあと、湯治をしていた祖母を迎えに鳴子温泉に行き、ゆっくり温泉につかり肩こりを治療してきました。
いやあ、あんな混んでいる鳴子初めてだ!(いつもシーズンオフに行ってたから。)
新緑も綺麗でよかったです!
こちらがその鳴子の風景。
緑が目にまぶしい。
お金を下ろしにいった郵便局。
よく見て下さい。
鳴子郵便局のポストってこけしなんですよ。
おっとさすが温泉街。
こんなのもあるんですね。(やってないみたいでしたが)
歌津の方はBRTで向かい、迎えに来てもらいがてら田束山まで行ってきました。
つつじが咲いてるー!
(いつも夏かお正月にしか帰ってなかったから、ちゃんと見たのけっこう久しぶりでした。)
町の方も行ってきました。
町の方は、よくもわるくもまだ始まっていない感じで、防波堤の方に盛り土用の土が盛ってありました。
三嶋神社にお参りしがてらパチリ。
この道沿いにずーっと商店街があったんですよ。
志津川のほうは大分嵩上げが進んでいて、昔の面影がどんどん無くなってましたね。
正直、もう元に戻らない。
自分たちが遊んでいた地面ですらその土でなくなっていく。遥か地中に埋められていくというのは対面するとつらいです。
美しい海岸線も護岸工事で埋められて泳げなくなってました。
でも私は町にルーツを持つ人間ではありますが、町の人間ではないから、それは私が抗うことではない。決めるのは今住んでいる町の人たち。
というジレンマ。
受け入れるというのは途方もない時間がかかりそうです。
でも、私は今回この神社である誓いを立ててきました。
それは、いままで呆然と瓦礫の荒れ野に立ち尽くしていた自分との決定的な決別。
そうしたい。そうさせてくれた人と未来を生きていきたいという決心。
このことはいつか作品にしたいです。
ゴールデンウィークも終わり、本格的に忙しくなってきました。
次は、今月末の博多阪急百貨店です!
今そのために、必死で作品を作っております。
次は博多でお会いしましょう!
2015年4月26日 カテゴリー:まんが日記,日記 コメント:コメント:0
どうも!
もうすっかり薄着なシーズンになりましたね。
4月は私の年間スケジュールの中では比較的のんびりとしたシーズンなのですが、ただいま私は目下5月26日から博多の阪急百貨店で開催されます「日本の匠」展(ちょうど1ヶ月後!)に参加するための作品制作と、7月に開催される「第4回クリエイターEXPO東京」に出展するための事務作業に大わらわです。
そろそろ博多阪急の方はDMを用意せねばなりません…!
そして4月はいろいろ行動する事も多かった月でありました。
風呂が壊れたり、友達と飲みにいったり、先輩と飲みにいったり。
楽しかった〜(笑)。
飲みにいった時に「最近『きゅん』としたことってある?」と聞かれて、そのときはパッと出てこなかったのですが、そういえばこんな事がありました。
前回のお風呂屋を探してくれた先輩さんとのお話。
ではまた!
2015年4月10日 カテゴリー:日記 コメント:コメント:0
8日にお風呂が壊れました。
一切お湯が出ません(笑)。
ということで…、行って来ました!
初!銭湯!
お風呂は結局12日まで復活しないので、人生ではじめて銭湯に行って来ました。
感想は…。
いやあ、最高でした!
仕事場の近くに銭湯がある事を今日先輩が教えてくれました。
雨の中歩く事15分ばかり。
雨の闇の中に佇む高い煙突。
カラカラカラ、と引き戸を開ければ靴を入れる下駄箱があり、おそるおそる中へ入ると番頭さんがぽつねんと現われる。
大人430円の入浴料を払い、ついでに30円の石鹸を買って女湯へ。
ずらーっと並ぶロッカー。昔ながらの鏡台。体重計。ソファ。籐籠。
その奥に燦然と現われるあの広々とした浴室。
これぞまさに銭湯!
お湯はちょっと熱かったけど一気に疲れが落ちました。
ああ〜…/////。
ほかほかの状態で電車に揺られて帰宅しておりまして、夢見心地でした〜。クセになりそう。たまに寄って帰ろうかな。
牛乳は無かったのでミルクココアで一服しましたが、なんのなんの。
こんな素晴らしいもんがあったのにスルーしてたなんて。もったいないな。
行こう。是非行こう。きっと行こう。
この顛末まんがに出来ないかな?
2015年4月6日 カテゴリー:日記 コメント:コメント:0
気が付けば、乗り越えていました。
「3年」を。
実は、大学を卒業する時に思っていたのです。
「卒業して3年間を乗り切れるかが勝負だ。何があっても3年を乗り越える。」
と。
作家になると決めて多摩美に入り、様々なことを学び、そして多くの先輩方を拝見していて、気が付いたことがあります。
それが「3年の法則」でした。
『卒業してからも3年間、何かしらの制作活動をし続けている人はその後も作家として生き残っていく。』
その可能性が高いことを発見しました。
それは多摩美にいた時から多くの先輩方をみていて肌で感じたことです。
どうしてなのでしょう。
私はこう考えます。
卒業すれば様々なことが変わります。
仕事をします。そこに多くの時間を割くことになります。
そうすると制作時間は学生の頃に比べて減ります。
しかし、そうしなければ制作費も、家賃やご飯代も稼げません。
大学には居た、今までのように制作する仲間も周囲に居なくなります。
居るかもしれませんが、その人数は大学時代よりぐっと減るでしょう。
そうすると創作に関する情報を得る窓口は自分で動かない限りこちらもぐっと減ってしまいます。
時間も減る。時間はあったとしても孤独になる。
そんな環境のなかで創作活動をして発表し続けていくのはやっぱり非常にエネルギーが要ると思うのです。
しかも卒業したての右も左も分からない学生出たての者には、不安という余計なエネルギー浪費装置も一緒についてくる。
3年もそんな状況を耐え抜いた人は、それだけそのことに本気だということなんじゃないでしょうか。
そう考えておりました。
それは私自身に関しても同じことでした。
だからこそ何があっても絶対に3年は、どんなに貧乏をしても、どんなところに行っても毎年作品を作り続けて発表し続けようと、卒業するとき決意をしておりました。
そしてこの3月。
いつの間にか乗り切っていました。
3年を。
3年というのは、ひとつの節目のように感じます。
自分が作品などで何かしたことに対して、そのレスポンスが帰って来るのはだいたい2〜3年後だったり。
過去の自分がしたことの答えが出て来るのもだいたい2〜3年後が多いような気がします。
3年前、絶望と苦悩のどん底で真っ黒だった目の前。もうだめかと思いつつもでも何とか這い上がろうともがいて。もがいて。
気が付けば今、こうして様々なところに呼んでいただいて、作品を発表する機会をいただいて様々なところに旅をして。
さらに心配なことを相談出来る先輩方に恵まれて。遠くてもしっかりと歩いている頼もしい友人たちにめぐり会えて。
3年が経つとこんなに変わるのかと感じました。
3年を乗り切って感じるのは、これからだ。ということでした。
この3年は、むしろ0から自分を改めて創り上げる作業だったのかもしれません。感受性を破壊されて、真っ黒になって自分が何をしていたのか全く分からなくなってしまったからこそ、そこから何を自分で感じ、何を自分は愛おしいと感じるのか。それを確かめるように歩いて来ました。
だから、まだまだここがスタートラインなのです。
一人前の作家になるための。
これからも、多くの出来事が待ち受けていることでしょう。
でも、今は思うのです。
未知なるものをもたらしてくれる何かと出会えるのが、とても楽しみだと。
出会えたなら、ありがとうと。
そんな何かを、創っていきたいと。
さあ、これからまた、旅が始まります。