%e3%80%8c%e3%83%af%e3%83%88%e3%82%bd%e3%83%b3%e3%81%8f%e3%82%93%e3%80%80%e3%83%92%e3%83%8a%e3%81%8c%e3%81%8b%e3%81%88%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%82%88%ef%bc%81%ef%bc%81%e3%80%8d

/

「ワトソンくん ヒナがかえったよ!!」

ハト02

 

「ワトソンくん 見たまえ!!ついにヒナが孵ったよ!!」

「なんだいまたこんな朝早くから…。またそう言ってついにわからなかったじゃないか。君の見まちがいじゃないのかい?

どれどれ…。ちょっと君の望遠鏡を貸したまえ。

おお、本当だ…!今度こそ本当だ!!」

「本当ならおとといすでにその兆候を確認していたのだが、肝心のヒナが確認出来なくてずっとやきもきしてたんだ。」

「1、2、3羽…。 黄色い小さいのが3羽いるねえホームズくん。」

「そう、27日付近から親鳥がずっと下を向いてもぞもぞしていたから、もしやと思って警戒してたんだ。それがようやく報われたよワトソンくん!!」

「君ときたら仕事中も常にそわそわと望遠鏡を片手に10分おきくらいにハトの巣を観察していたもんねえ。

化学の実験といい、君は時々おかしな事をするよ。

しかし、今回ばかりは僕も嬉しいよ。よかったねえ、ホームズくん。」

「ああ。あとは、ヒナたちが無事に巣立てるように見守ってやるだけだ。出来る限りのことはするつもりだよ。」

「へえ?

だれか依頼人でもいるのかい?」

「まあね。

ま、それは問題じゃないさ。

さあ!朝食にしよう!今日も忙しくなりそうだ!」

 

 

 

LINEで送る
Pocket
[`evernote` not found]

コメントする

*が付いている項目は必須項目です!

HTMLタグは使えません

*

*(メールアドレスは公開されません)