2014年4月8日 カテゴリー:日記 コメント:コメント:0
こんにちは。本日もダイアリーへお越し下さいまして本当にありがとうございます。
先日録画していた「シャーロック」を観て、一瞬ではまってしまった安井です。
海外ドラマが大好きな友人から兼ねてよりお話は伺っていたのですが、海外のドラマに全然明るくない私までも一撃でかなぐり倒すとは恐るべしベネディクトさん…!動いているところを観てみたら即刻KOでしたよ友よ…。何で私はもっと早く見てなかったんだろうね!!本当に素晴らしいね!!
イギリスの作品は作り込みが素晴らしいと言いますがこの「シャーロック」で、シャーロック・ホームズの部屋の中を観ていたら私は何かあるものが頭のなかに浮かんできました。
それは、おなじイギリスで60年前に生まれたマリオネット・アニメーション、「サンダーバード」でした。
なんとなく、そのものすごい作り込まれてるところがとても似てるのです。お話の毛色は全然違うのに(笑)。
そういえば去年のこの時期はサンダーバードばっかり観てました。
もともと私は、小さい頃からサンダーバードに夢中でした。元々家族が好きで観ていたのですが、一緒に観ていてすっかりはまってしまったのです。
女の子でそういう人は珍しいかもしれませんが、秘密基地や正体を絶対ばらさないようにしながら活動するシーンなど、「もしかしたらどこかに本当にこんな人いるんじゃないか?こんな仕掛けあるんじゃないか?」と思わせてくれるこのお話が私の現実を楽しく彩ってくれました。
そのころから絵が好きだった私は、必然的に(たまに)ちょっとサンダーバードの絵を描いたりしてました。
ですがどうしても出来ない事がありました。
それは、「隊員の顔を描くこと」でした。
お話の主役とも言えるメカは、それなりに形を描けばなんとからしく見えるのですが、正直「顔」はそうはいきません。ましてやあんなリアルな人形の顔など— 。本当はそれが一番描きたかったのに!
そんなことで、それから20年くらいずっとそのことを忘れておりました。
それを、去年サンダーバードのDVDを観ながら思い出したのです。
「あ。もしかしたら今なら描けるかもしれない—… 。」
そう思って英語の単語にまみれていたスケッチブックに(もともと英語の勉強でサンダーバードを原語版で観ていたので。)ジャストな場所で一時停止をかけて画面を止め、隊員の顔をじっくり観察しながら描いてみたらこれがなんといけるではありませんか!
びっくりするくらい楽しくて!!
それまで、実はリアルな人物の顔を描くことに苦手意識を持っておりました。
もともと漫画から絵を描いていたのでリアルな顔の人物に対して「どう切り込んで行っていいかわからない。」という感じだったのです。
ですが、この事を契機に一気にそれが晴れ、「どうやってそれをやったらいいか」という積年の悩みを解く事ができたの出来ました。
まさかこんなきっかけとは自分でも思いませんでした…。
この「サンダーバード似顔絵日記」のお陰で、私は精神的に絵の幅がぐっと広がってとても楽になりました。
(といってもそれを超えた先にさらに難しい問題が山積してるのですが・笑)
本当に、サンダーバードよありがとう…!
これより以下、そのサンダーバード日記のちょっとした抜粋です。
描いてみて分かったことや改めて鑑賞して「!?」と思ったことなど記録されております。
長いです。
非常に個人的な内容でもありますが、これで「どんな内容なんだろう…。」と思って下さるお若い方が増えたら幸いでございます(笑・本当に、身近な若い方で語れる人がいないので…。)
スコット=トレイシー 1号パイロット。26歳
5人兄弟の長男。
非常に冷静で、クールな線の鋭い面差しが特徴なのだが、時たまかわいい私服を着て登場することが。パジャマも、妙に可愛かった。また、冷静で感情的になることはめったにないが鼻歌をうたいながら帰投するなど、要所要所で「!?」と思わせてくれるような意外な一面を発見。
一番多く私服を持っている。少なくとも、作中では6〜9着あった。
スコットとバージルを描き分けることが一番難しかった。
ジョン=トレイシー 5号、スペースモニター担当。25歳
5人兄弟の次男。
彼の顔は他の兄弟に比べ彫りが深くなっている。比較的描きやすく、アンド石膏像の「マルス」に似ている。髪型は弟ゴードンと同じの金髪左横分け組。
赤い鮮やかな服など、一見奇抜に見えるがこれ以上ないくらいに彼にぴったり似合っていて服装も見逃せない。
それにしても9ヶ月のあいだ、暇な時はなにをしているのだろう。
バージル=トレイシー 2号パイロット。24歳
5人兄弟の真ん中、3男。顔は、スコットに似ているが眉が太く目元も少しトロンとやわらかい。バランスを崩すと一気に似なくなってしまうので、一番難易度が高い。男前なのに!
敵機と間違われて誤爆されるシーンが、わたしはすごく好きでたまらない。あの時のスコットとのやり取りにいつもじーんとしてしまう。
ゴードン=トレイシー 4号パイロット。潜水技術士。22歳
5人兄弟の4男。顔の骨格が父ジェフにそっくりで、すこし角張った顔と下がった眉がポイント。改めて観ると鷹揚で明るく、かつ大胆。目の前で大ワニが人を襲ってるところを見てるのに、ワニいっぱいの川へ潜水服いっちょで潜りにいったシーンは度肝抜かれた(笑)。だ、だいたん!!ほんとに大丈夫なのか!?
ジョンと同じく金髪。髪が乱れたところがたまらなく好き。
アラン=トレイシー 3号パイロット。宇宙飛行士。21歳
5人兄弟の末っ子。顔は、バージルと基本変わらない面立ちで、「ベビーフェイス」ということで比較的描きやすい。このふたりは、物語には登場しない亡くなったお母さん似なのだそうだ。お母さんってどんなひとだろう。
ヒョウ柄の私服で登場して来たときは、かなりびっくりした。
一話だけアランの服をバージルが着ていた。(ように見えて実は違う服なのかなあ。)
ブレインズ エンジニア。メカニック開発担当。25歳
科学者。サンダーバードマシンの生みの親。
日本語版では、大泉滉さんの吹き替えが素晴らしくて!!現場での科学的な指揮のために2号によく同乗する。その際のバージルとのやりとりがたまらなく大好き。特に、太陽反射鏡のおはなし(日本語版)は光を放つ。
この人は本当に描くのが難しかった…。大きなメガネに隠された目が一番のポイントでした。
…なんて…。(照)
ではまた…!
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