2014年5月29日 カテゴリー:日記 コメント:コメント:0
「ワトソンくん 見たまえ!!ついにヒナが孵ったよ!!」
「なんだいまたこんな朝早くから…。またそう言ってついにわからなかったじゃないか。君の見まちがいじゃないのかい?
どれどれ…。ちょっと君の望遠鏡を貸したまえ。
おお、本当だ…!今度こそ本当だ!!」
「本当ならおとといすでにその兆候を確認していたのだが、肝心のヒナが確認出来なくてずっとやきもきしてたんだ。」
「1、2、3羽…。 黄色い小さいのが3羽いるねえホームズくん。」
「そう、27日付近から親鳥がずっと下を向いてもぞもぞしていたから、もしやと思って警戒してたんだ。それがようやく報われたよワトソンくん!!」
「君ときたら仕事中も常にそわそわと望遠鏡を片手に10分おきくらいにハトの巣を観察していたもんねえ。
化学の実験といい、君は時々おかしな事をするよ。
しかし、今回ばかりは僕も嬉しいよ。よかったねえ、ホームズくん。」
「ああ。あとは、ヒナたちが無事に巣立てるように見守ってやるだけだ。出来る限りのことはするつもりだよ。」
「へえ?
だれか依頼人でもいるのかい?」
「まあね。
ま、それは問題じゃないさ。
さあ!朝食にしよう!今日も忙しくなりそうだ!」
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