日記

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真夜の旅人 〜【4:したく】〜

真夜の旅人04

 

上着はカヤンのお下がりを。

鞄はぼくのために誂えてくれた帆布の鞄を—。

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真夜の旅人 〜【3:チョーカー】〜

真夜の旅人03

 

ちなみにカヤン=ジューラはムーンストーンに黒いベルベットのチョーカー。

 

アリエス=ヨークはオパールっぽい外見のロケットペンダントに革製の紐のチョーカーを身につけています。

 

 

チョーカーは節目節目で取り替える旅人もいれば、一生そのまんまの旅人もいるそうです。

 

(つづく)

 

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博多阪急「クリエーターズフェア」!

お待たせしました!

 

無事、博多から帰還して参りました。

博多阪急百貨店8階で開催されておりました「クリエーターズフェア」に参加してまりました。

 

初めての九州で、初めての博多でしたが、もろもろこちらにて顛末を記録したいと思います。

 

旅の案内はこの二人(?)がしてくれます。

いつのまにかトランクに入れられてたカピバラのぬいぐるみの「カピー」です。

 

博多15

 

「やあよろしく!いつの間にかトランクに入り込んだカピバラその①。カピーだよ。」

「やあこんにちは。ぼくもいつの間にかトランクに入れられてたカピバラその②、カピーだよ。同じ名前なんだよね。

今回の旅の思い出について喋っていいって言われたんだ。短い間だけどよろしくね。

 

じゃあ早速、思い出開始!」

 

博多01

 

「これは博多に向かう新幹線で見た風景!」

「こん時ぼくらトランクの中でなんも見えなかった〜。」

 

博多02

 

「ここは博多駅の『博多口の出口』だっけ。」

「着いたその日はお天気晴れてたね。」

「あつい!と思ったけど、気温東京と同じくらいだったよ。」

 

博多03

 

「これが博多かあ〜。」

「ホテルの窓からゆっくり。

写真の右側、大きな建物の奥の方にあるのが博多阪急さんだったね。

ぼくらもようやくトランクから出れて気持ちよかった〜!」

「フェアの展覧会は明日からだったから、この日は会場の下見をして早めに就寝。」

「ちなみに、この東急ハンズの下の部分に『マイング』っていうおみやげとかスーパーとかいっぱい入ってるお店があって、そこ楽しかったんだ!」

 

 

博多04

 

「『クリエータズフェア』開催!

会場はこんなふうだったよ。」

 

博多05

博多06

 

「フェアの看板の写真や、チラシにもぼくらの持ち主さんがバッチリ写っちゃってた。」

「右上の灰色の作業着着てるやつね。」

「恥ずかしがってたね(笑)。」

 

博多07

 

「出した作品や品物は、

 

ポストカード12種類

アートブック3種類

銅版画、ペン画の原画8点。

 

売り場の形は日によってちょっと動かしたけど、こんなふうに机に並べて販売しました。」

「会期中はとてもたくさんのお客さんに様々なご感想をいただいて、持ち主さん大変恐縮してました。」

 

「博多の人はみんなとっても気さくで人懐っこい人が多かったね!」

「うん。」

 

博多10

 

会期の最中はこうやって『真夜の旅人』の実演制作もしてたんだよね。」

「うん!お陰でたくさんのひとが来てくれたし、いろいろお話する切っ掛けにもなったね!」

「それに『真夜の旅人』もすすんだしね!」

 

「7日間は本当にあっという間で、作品も何点かお譲り先が決まりました。これから発送しますので、もう少々お待ち下さいね!」

 

博多09

 

「4日目〜7日目は会場はこんな感じでした!」

 

 

「いろいろあったね〜。」

「うん、ぼくら見てるだけだったけど。

でも、なんか途中から持ち主さんの雰囲気が変わってきたよね。」

「うん、なんか、晴れ晴れしてた!」

「無事に終えることが出来るか心配で夜に目が冴えちゃった時もあったけど。」

「百貨店さんでの展示は初めてだったけれど、本当にいい勉強になったってホテルでにっきを書いてたね。」

「いろんな人が助けてくれた。」

「うん。」

 

「あっという間に終わってしまったね。」

「最後の日、阪急さんから出てきた時は、なんか『夢だったんじゃないか?』って思ったよ。

ほら、これあの時の夕日。」

 

博多14

 

「綺麗だったね。」

「うん。

 

あ。最後に、ぼくらの持ち主さんのにっきが出てきたよ。ちょっとみてみようよ。」

 

 

『… … …

この度出展させていただいて、

作品を買っていただきまして、

たくさんの出会いをいただいて、

本当にありがとうございました。

 

私は

この日を決して忘れません。

 

ここでいただいた一週間は私にとってかけがえのない一週間になりました。

 

ここで出会った方々へ

心からの感謝の気持ちを込めて申し上げたいと思います。

 

本当に、ありがとうございました。

またどこかでお目にかかれますことを、楽しみにしております。』

 

 

「ではではこれから、進んだ『真夜の旅人』を公開するね!」

「ここまで読んでくれてありがとう!

またどこかで出会うまで。

さようなら!」

 

 

 

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インスタントカメラのススメと博多!

インスタントカメラが最近とても来てます。愛おしいし、便利です。

 

旅に出る時は資料写真撮影用にデジタルカメラを持ち歩いているのですが、ここ最近インスタントカメラも持って行くようになりました。

 

理由はズバリ「選ばなくていいから」です。

 

デジタルカメラは何枚でも撮れるので、資料用にしようと思うと一回の旅行で軽く1000枚を超えて撮影してしまいます。そうすると後で紙に焼いてもらう時に選ぶのがものすごく大変だったのです。

その点、インスタントカメラは「一回勝負!」で27~36枚撮りなので、現像して焼いてもらえればそれで済んじゃうので大変楽で便利です。

 

それに、フィルムカメラのあの質感がまたたまらなくいい!

 

フィルムって何故あんなに「空気」まで撮れるのでしょう。写るのでしょう。う〜ん、デジカメの一眼とフィルムの一眼の写真を比べてみると本当にそう思います。

 

 

さて!

そんなインスタントカメラとデジカメの活躍する時がやって参りました。

 

今週9月17日〜22日まで、福岡県は博多阪急百貨店8階で「クリエーターズフェア」に参加して参ります。

こちら日本全国から様々な分野の作家さんが集うイベントなのですが、今回初めて参加させていただくことになりました。

 

初めての九州、初めての博多です!

 

博多…。

「水曜どうでしょう」大ファンの私としては一度は訪れてみたかった聖地です。(はかた号)

展覧会でドキドキですがいろいろ勉強して参りたいと思います!

 

また、今月末はTHE NY ART BOOK FAIR 2014もございます。

実は博多阪急さんの準備と同時並行でしたのでもうてんやわんやだったのですがなんとかなりました!

ニューヨークで作品たちによい出会いがあることを願っております。

 

 

ちょっとこのふたつの展覧会の準備が大変で「真夜の旅人」は博多から帰宅し次第の更新となってしまいました。

本当にごめんなさい!

ですが、バリバリ続きも描いておりますのでこちらでまた公開致します!

 

ではでは、明日から博多へ一週間、行って参ります!

 

 

 

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ひとがかかえる人生

本日もダイアリーにお越し下さって誠にありがとうございます。

 

こちらで連載始めましたエスムルブ紀行文外伝、「真夜の旅人」いかがでしょうか?

まだ始めたばかりですのでこれからも1〜2週に1ページのペースで新しい物語を展開して参りたいと思います。どうぞお楽しみに!

 

さて、夏も終わり秋が近づき、風の心地も段々変わって参りました。

この夏はクリエイターEXPOに始まり、i Phoneカバーの制作、今月17日から開催されます博多阪急百貨店の展覧会準備の作品作りなど、様々な新しいことにチャレンジさせていただいておりました。

その間「お久しぶりですね!」という古くからの友人に会ったり、色々お話しさせていただいたりでそちらもとてもいろいろな変化を感じる夏となりました。

 

皆様は普段、どのように人生を振り返られておりますか?

 

わたしはよく友人たちと会って色々話しながら、日頃の悩みや疑問に思っていることを聞いてみたりしているのですが、ことこの夏はなかなかに深いことをよく話し合う機会が増えたように感じております。

実を言うとわたし自身にも抱いている悩みがありまして、ジタバタしたりどうしたらいいのかわからずもがいたりしておりました。

そんな時って、他の方と自分を比べてしまいます。

 

例えば、

「あの人はあの若さでこんなに出来ているのに…。」

「あの人は立派に自立してるのに…。」

「あの人はしっかり社会に貢献出来ているのに…。」

「自分は〜…(泣)。」

とか。

 

落ち込んでいる時にそういう思考にハマるとなかなか抜け出せず、それで話せるひとがいないと余計にハマり込んでさらに落ち込んでしまいますよね。

ですが胸襟を開いて様々な方の悩みを聞いてみると、自分では「こんなにすごいことしてるひとなのに」と思うような方でも、様々な悩みを抱えてらっしゃることが分かりました。

 

家庭の事情、仕事の仕方、モチベーション、意識の差…。

「あのひとのほうが自分よりスゴイ。」とおもっている方にも実は自分とは全く違う問題や悩みが存在している。

そのことがより顕著になってきていることを感じました。

 

子どもの頃は、学校のこと、友達のこと、勉強のこと部活のことなど、よほどの事情を抱えている方でなければ意外と悩みは似通っていた部分が多かったように思います。

しかし20歳も半ば以上になると、それぞれの「人生」が枝分かれしていきその「人生」に応じた悩みになっていきます。

そしてその悩みは決して人と比べられるものでなく、その方の人生のプログラムそのものなんだと思いました。

 

わたしは学校を卒業してからずっと抱えている問題がありまして、そのことで他者をとてもうらやんだりしておりました。

しかし、そのうらやましいと思っている方にものっぴきならない事情があり、そのことで苦しい思いをしていることが分かりました。

それはそうですよね。

人生は人それぞれ背負っているものが違うのですから。

 

だから、自分が抱えている問題や悩みを人と比べて落ち込むのはやめよう。

そう、思った夏でした。

 

 

なんとなく思い立って今日ダイアリーを全部読み返してみました。

かつて悩んでいたり怯えていたりしていた部分があっても、一個、また一個と解消されているのを感じました。

「あ、なあんだこんなことで悩んでいたのかあ。」

と思えている自分がいました。

 

それは一個一個をちゃんと立ち向かって解決している自分がいたからなのでした。

 

今抱えている問題も、解決したら

「あ、なあんだこんなことで悩んでいたのか!」

と笑い飛ばせる自分がいる。

 

 

そう思って、そのことにきちんと向き合おうと思いました。

人と人生を比べたりしないで。

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