日記

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真夜の旅人 〜【2:習わし】〜

(クリックすると大きくなります。)

 

真夜の旅人02

 

このようなことはエスムルブではたびたびあって、

「真夜の旅人」に選ばれることは、旅人にとって大変幸運なことなのです。

 

(つづく)

 

 

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真夜の旅人 〜【1:真夜の旅人】〜

(クリックすると拡大されます。。)

 

真夜の旅人01

 

『真夜中の寝台列車に、突然現われた「真夜の旅人」の少年。

 

それに選ばれたふたりの旅人。

 

旅行記者カヤン=ジューラ。

旅上写真家アリエス=ヨーク。

 

選ばれた旅人は、その子を連れて広い世界を見せてあげること。

それが古くからの習わしだった。』

 

〜これより、2週間か1週間に1話の単位でお話を掲載していきたいと思います〜。

 

よろしければ、どうぞお気軽にお付き合い下さいませ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年 歌津への旅

2014歌津06

 

こんにちは。

皆様、夏休みはいかがでございましたか?
帰省やご旅行など今年はお天気が荒れて大変でしたね。
私もこのお盆は私たちの生まれ故郷宮城へ帰省してきました。


私の生まれ故郷は、実は宮城は南三陸町、歌津という町なのですが、ご存知の通りこの町は2011年に壊滅してしまいました。


帰って来るたびに記録を付けたり作品を残したりしているのですが、今回は2014年3月以来、約5ヶ月振りの旅でした。


私たちの家族はいまもなお仮設住宅住まいで、大体大半の人は仮設暮らしを現在進行形でしております。


2014年になってようやく高台の土地の造成が始まってました(写真参照)。

2014歌津03


ですが、水道、電気、ガスのインフラを整備するには遠く及ばず、見たところ実際に住宅を建てれるようになるのは多分2016年くらいではないかと推測してます。(いままだ土地を作ってる最中のようです。)


実感としては正直、とても遅いです。

 

家が建つ前に、仮設住宅住まいのままで亡くなられたり、体調を崩されたり。
今年の帰省でも、家々の軒先には家族から仏様が出た証である杉の柱と提灯が散見されました。
多分、そのようなご家族のような家は多いんだろうなと思います。


幸いにも私の家族は集まると明るく、今年もわいわいコントのような毎日が展開されました(笑)。
ですが、たぶん一人一人が人に見せないもやもやを抱え、いまだ血の流れる傷痕を抑えながらにこにこしてる生活をしてるんだなと、暗に感じます。


私にも、そんなところがあります。


どうしたらいいのか。苦しみを抱えて悩んで生きることも、前に進むことに入るんでしょうか。


今後も、私は見つめ続けます。

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オリジナルi Phoneケース発売!

スマホケース01

 

こんにちは!

 

トップページでもお知らせをさせていただきましたが、私の絵柄があしらわれたオリジナルi Phoneケースが発売されました!

こちらのサイトで限定発売されております。

 

↓↓↓

 

「smapho-freak(スマホフリーク)」

 

http://smapho-freak.com/shopbrand/yasui

 

 

私の他にも、様々な方のオリジナルデザインがよりどりみどりなのですが、その中で今回私のデザインは7種類発売となりました。

 

この度サンプルで1ついただいたのですが、自分の作品がカバーになってる…!

なんか不思議な感じですねえ…!////

 

ちなみに大きさはこれくらいです。

スマホケース02

 

しっかりした「ハードカバー」タイプと、柔らかめの「ソフトカバー」タイプの2種類がございまして、どちらも同じお値段です。

こちら、オプションできっちり横面にも印刷してくれるそうですよ。

 

i Phoneをお持ちでなくとも、

「普段作品は高くて買えないけれど、これなら手元においておけるかな…。」

という感じでもいかがでしょうか?

 

私も他の方の作品を拝見しながら「あ、これいいなあ〜。」と思ったりしております。

 

当の私はガラケーなのですがww

 

販売は期間限定ではなく、今後も何かない限りずっと発売されておりますし、デザインもこれから徐々に増やして参る予定でございます!

 

どうぞお気軽にお越し下さいませ!

これからもよろしくお願い致します〜!

 

 

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ポルトガルからのメール④

俺は英語辞書。ハンディタイプだ。
俺の持ち主が風邪を引いちまってなあ、ちょっと続きが遅くなったぜ。ごめんなあ。

今日が最後のポルトガルからのメールだ。きいてくれ。

 

ポルトガルからアーティストブックの注文を受けちまったコイツ。

送る方法を国際郵便に決めて英語の出来ないコイツは、通訳を恩人Hさんにお願いして交渉を開始した。

 

さて、海外と日本とで商品をやりとりするにはどうしたらいいか。

それが一番のキモだ。

ドンナ方法があるのか、それは見当もつかない。

そこでまずコイツは依頼主に聞いてみた。

「どんな方法でのお支払いがよろしいですか?」

っしたら返ってきた返事はこれだ。

「Paypal(ペイパル)が一番楽かなあ。」

と。

 

Paypal…?

 

そこで初めて聞いた名前だった。まず日本国内にいて海外とのやり取りがそんなないコイツには馴染みのないものだったかもしれん。

 

Paypal。コイツは洋書のヤツラ曰く、web上でお金のやり取りを仲介してくれるサービスなんだそうだ。日本からお金を送るのにはクレジットカードが要るんだが、海外からの支払いを受けるのはカードが無くても問題ない。

アカウントには「パーソナル」「プレミア」「ビジネス」の3つがあるんだが、海外から送金を受けるには「プレミア」か「ビジネス」にするのを忘れちゃダメだぜ!案の定コイツはアカウントを作る時「パーソナル」にして依頼主から「お金が送れないよ〜。」というヘマをやらかしてくれたぜ。「プレミア」「ビジネス」に上がるには本人確認の認証も要るから1週間くらい時間かかっちまう、おめさんら!気をつけろよ!

 

無事送金を確認したのが6月末。

そしてそこからすぐ作品を梱包し、郵便局に行って送ったのが7月頭。

国際郵便に関しては何が起きるかわからんから追跡可能なやつにして送ったぜ。

 

初めての海外依頼主からの注文。やり取り、そして送付…。

ああこれも勉強しなきゃなあ、これを身につけとかないとなあ。と、コイツは身に沁みて思ったそうだ。

 

それに、最初に相談に応じてくれたいまめっちゃお世話になってるHさん。(偶然にも通訳のHさんとイニシャルが同じだった)

この人なしでは絶対に乗り越えなかった恩人、通訳のHさん。

さりげなく応援してくれたOさん。

みんな。

みんなのお陰だぜ。

それも身に沁みて思ったそうだ。

 

7月中旬に無事についたというポルトガルからのメールにはこう書いてあった。

 

「ポルトガルという私の国はかつて大航海時代を築いた『渡航者』の国。だから私はあなたの「旅」の物語に惹かれたのかもしれませんね。」

と。

 

 

俺の持ち主はこれからも旅の物語を描いていくだろうよ。

こんなありがたいメール受けとっちまったらやらないわけにはいかねーじゃねーか!

どんな旅になるか分からんが、それもまた旅の醍醐味ってヤツじゃねえかな?!

 

 

さて、来月9月には実は予定が満載だぜ!

半ばには人生初、九州に行くことになった博多阪急百貨店の展覧会(水曜どうでしょうの聖地博多!)。

そして東京でもグループ展がある。

そのことはまた詳しく書く!とコイツは言っている。

 

 

今まで俺の話聞いてくれてアリガトよ!

またなんかおもしろい話があったら話しに来るぜ!

じゃ俺本棚に戻るわ!

またな!

 

 

 

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