日記

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経過観察〜その②

エスムルブ紀行文09

 

 

 今日は別件の仕事をしていたのでこちらは1時間しか作業出来ませんでした…!

 

 そして、メリークリスマス・イヴ!!

 

 今年のクリスマスもよき一日となりますように!!

 とりあえずクリスマスはケーキをいただきます(笑)。

 

 明日も楽しみです!

 

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経過観察〜その①

エスムルブ紀行文07

 

 

 エスムルブ紀行文3も残り3ページとなりました。

 

 いつもは1週間に1回くらいのダイアリーですが、ここでこの作品の経過観察記をつけたいとおもいます…!自分が弛まないように…!

 

 よろしければ、生温かい目でお見守り下さいませ…(汗)!!

 

 

 そして、年始恒例となってまいりました高島屋タイムズスクエアー/紀伊国屋書店新宿南口店6階での、YOUNG ARTIST’S BOOKS FAIR_8thに参加が正式に決まりました!

 近日中に「ニュース」欄にてお知らせをさせていただきます!

 

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もうちょっとで。

エスムルブ紀行文06

 

 

 本日もダイアリーにお越し下さり誠にありがとうございます。

 

 とうとう年末となりました。

 ただいま、たくさんの方にいただいたたくさんの事事をこなさせていただきながらエスムルブ紀行文3を制作しております。

 

 佳境に入って参りました。

 物語を考えていると、着地点が見なくて苦しむことがあります。

 でも、諦めないでやっていると最終的に「あ、このために苦しんでたのか。こうなりたかったんだ。」と納得する瞬間がやってきます。

 そのインターバルが長くて何ヶ月も経ってしまったり、途中でとりあえず置いておいて別の作業をすることもあります。

 でもそのうち時が経って熟すると、「あ。これを待ってたのか。」という瞬間を見つけることが出来るようになったりしたりするのです。

 それが、たまらなく面白いです。

 

 そこに辿り着くまで、七転八倒することもありますが、それでもその後が快感でやめれません。

 

 今回も、本当にいろいろと苦しい道もあったり険しい道もありました。

 それでも、最後には本当に清々しい光景が待っている予感がします。

 

 今日も頑張って、描いて描いて描きまくります。

 

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「さよなら カヤン。」の裏話

kayan_07

 

 

 

 先日、「Gallery」の「アートブック」にて「さよなら カヤン。」というお話を公開致しました。

 

 この作品は、2010年の大学在学中に描きました。

 

 制作してから3年。今回は、このお話についての裏話を書いていきたいとおもいます(ここから先、お話の内容に触れる箇所がございます。お読みになられていない方や、あまりそういうのは知りたくない!興味ない!という方はどうぞスルーしてください(汗)!)

 

 

 この物語の舞台はエスムルブなのですが、実は大きく「歌津」が関わっています。

 

 「歌津」は私の生まれ故郷と呼べる場所で、そこは私にとってとても大切なところでした。

 辛い時。苦しい時。落ち込んだ時。1年に1度ここへ帰ってきていろいろなものに触れていると、自然にいろんなものを見出すことが出来、ゆっくり変わっていくことが出来ていつのまにか元気になることが出来ました。

 この場所へ行くことが、ひとつの「旅」だったのです。

 それはもう小さい頃からずっとそうでした。

 

 知らない人や知らない大人。会ったこともない場所や自然。そういうものに囲まれて生きていくこと。

 旅をする上で出会う多くの経験や体験。

 多くのことをここから学ぶことが出来ました。

 

 成長する上で、様々な葛藤がありました。

 それでもこの場所とそこにいる人々は私を受け入れてくれました。

 

 

 いつまでも、支えられている子供のままでいたくない。

 なにか私にできることでこの場所を、支えていきたい。

 

 

 そう思って生まれたのがこの「さよなら カヤン。」でした。

 

 カヤンと少年が列車を待ってうたた寝している駅のホームは、実は気仙沼線の歌津駅です。

 駅のシーンは、全面的に歌津駅のホームを連想しながら描きました。

 別離を予感する少年が見つめているのは、実は歌津の伊里前の町でした。

 

 空想と現実が交差する中で、この物語を思い描いて書き留めました。

 

 少年が大人になるために、大切なひとや場所に別れを告げる。

 そして旅立つ。

 そんな意味を込めて「さよなら カヤン。」になりました。

 

 

 そして、本当に皮肉なことです。

 

 その4ヶ月後、2011年3月。

 東日本大震災で本当に「歌津」はなくなってしまいました。

 

 

 一体なにがそうさせたのか分からないのですが、どこかで何かを直感していたのかなと、この作品を見ていると思います。

 無論、そのこととこの物語とはなんの関わりもありませんが、でも実は一番最初に「歌津」という場所の面影が入り込んだ作品がこの「さよなら カヤン。」でございました。

 

 この物語に登場する少年—「ハルン」とカヤンは、Galleryコーナーの「エスムルブ紀行文」の中にも登場しております。

 また、カヤンは今制作中の「エスムルブ紀行文3」の中にも登場して参ります。(写真家の男も、どこかで登場します。)

 

 3年前に描いたものなのでまだまだ未熟な箇所がたくさんありますが、お楽しみいただけたらとても光栄です。

 お読み下さいました皆様、誠にありがとうございます!

 来年1月に紀伊国屋書店新宿南口店にて開催されますアートブックフェアにて、紙の本バージョンもまた販売する予定です。

 詳しい情報はまたこちらよりお知らせ致します!

 

 

 今後も、「アートブック」コーナーでは読める作品を随時増やして参りたいと思います。

 どうか、よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

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はじまりから「10年」それから先へ〜②

エスムルブ紀行文04

 

 新作「エスムルブ紀行文3」ペン入れ進んでおります。

 しかしながら今回の「ペッパーズ書店」には間に合わなくなりそうで…。誠に申し訳ございません!!

 翌年2014年1月に開催されますYOUNG ARTIST’S BOOK FAIR_8thにて発表させていただきます。

 楽しみにしておりました皆様誠に申し訳ございません。遅れてしまった分必ずより素敵な作品に仕上がるよう尽力致します!

 

 

  では…

 前回今に続く様々な事柄のはじまりを書かせていただきましたが本日はその続きでございます。

 

 個性豊かな芸術系高校のメンバーに囲まれて、それぞれが自由に色々なことを発信する環境に巡り会いまして、とても衝撃を受けたのと同時にすごく楽しいと感じることが出来ました。

 そんな中自然と「私も何かしたい。」という思いを感じはじめました。

 

 でも何を?

 

 そう考えていたそんな時、私は友人と近くのパルコに入っていた「ビレッジバンガード」でとある本と出会いました。

 それが井上直久先生の「イバラード博物誌」でした。

 当時(今でも?)私たちはよく美術系の雑誌や書籍が集結する「ビレッジバンガード」通称ビレバンで遊んでいたのですがこの本との出会いは衝撃でした。

 「イバラード」と名付けられた、現実を幻想の世界へと昇華させた美しい絵。完璧な世界観。添えられた短文がさらに観るものを奥深い世界へと探究させてくれます。すごい。これはすごい!

 

 そうか。こんなふうにやればいいんだ。

 

 自分も不思議なビジョンが街の中や木々の中に見えることがある。それは不思議な世界へ繋がっている気がする。

 自分もそんな風にそれを表現してみたい。これをやりたい!

 

 ということで、井上先生の「イバラード博物記」を真似て描きはじめたのが、今回ギャラリーにも置いてある「エスムルブ放浪記」でした。

 元々エスニックなものが好きだったのと、古今東西の雑多で色々な世界が織り混ざった世界観を描きたかったので「エスムルブ」と名付けることにしましたが、当時は特に深いことは何ひとつ考えてはいませんでした。

 けれどこの時からひとつ「自分だけのモノサシ」を手に入れることが出来たような気がしました。

 

 そこからは現実の世界を見るのが楽しくて楽しくてなんでも写真に撮ったり出掛けていったり自分の世界が大きく広がったのを覚えております。

 そしてそれがまた大きな何かを呼び覚ましてくれました。

 「本」を作ることです。

 

 描き進めているうちにたくさんの登場人物が現れ、お互いに会話を交わしはじめました。

 美術部で漫画などを描いていたのですが、もっとそれらを人々を表の世界に引っ張り上げることの出来るいい表現はないかなあと模索しておりましたそんなとき、手元にちいさなメモ帳がありました。

 

 そうだ。これにパラパラ漫画みたいな要領でお話描けないかなあ。

 

 そう思って授業の合間や休み時間にちまちま描いたのが 「その日 少年は初めて夢を見た。」という本でした。

 本というにはあまりにも粗末なつくりですが、個性豊かで奇抜なものを多く作っていた美術部でこの作品はいろんな人に「おもしろい!」と言っていただけました。

 それがとても嬉しかったのと、その表現でいろいろなことが言えそうな気がしてもっともっと描きたくなりました。それが、今も作り続けている「アーティストブック」のはじまりでした。

 

 それからもっともっとこの道をつきつめたくなって私は残りの高校時代、もう2冊の本を描きました。

 ひとつは凍った木と壊れた人形の物語「ヨリの木」と、もうひとつは高校最後一年を費やした卒業制作「i(アイ)」でした。

 

 もともとお話を描いたり漫画を描くのが好きで好きでたまらなかったので、その両方を組み合わせて表現するこの本の世界の奥深さに、私はすっかりハマってしまいました。

 

 色々なことを育んでくれた高校を卒業して進んだ多摩美術大学。

 そこで私は「絵本創作研究会」というサークルに入りまた本作りにのめり込みました。

 「旅上詩集」「エスムルブ紀行文」「エスムルブ紀行文2」「EKB天体観測所」「あの人に この話を。」「コズミックバース」「銀笛少年」「さよなら カヤン。」etc…

 これらの作品はこちらのwebサイトでもダイジェストだけ読むことが出来ますが、近いうちに全文読めるようにしたいと思います。

 そしてこれをたまたま見て下さったPepper’s Galleryの方がお誘いを下さり、2007年からは毎年冬に新宿紀伊国屋書店さんやニューヨークなどで展示発表をさせていただいたりすることが出来ました。

 本当に「本」からはすごい出会いを今もたくさんいただいております。

 

 本を描いたり、「エスムルブ」の世界を探したり…。

 世界はまだ広がり続けております。

 

 10年経っても、まだ「はじまり」なんだなあと感じております。

 本や、絵の世界を通じてたくさんの方の応援のお言葉や思いを頂戴することが出来、今年はwebサイトもオープンすることが出来ました。

 まだ未完成な部分も多いですが、すこしずつよりよく出来ますよう尽力したいと思います。

 

 まだたくさんのものたちが待っていて、姿を表して欲しい、描き出して欲しいとこちらを見ているのを感じます。

 これからもいただいた様々な出会いに感謝して、様々な世界を描けるよう精進したいと思います。

 

 

 

 

 

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