日記

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エスムルブ紀行文3〜ペン入れとラジオ〜

エスムルブ紀行文03エスムルブ紀行文3猛烈ペン入れ中です。うおおおおお!

来る展覧会のために全身から気合いと霊気が迸ります。最大級に集中が働いているときは本当に時間を忘れて気持ちがいいです!

 

そんな最近は作業中によくラジオを聴いております。

どこの放送局、番組が好みというのはあまりなくその時々の一番波長の合う番組をいかせていただいております。

「人の声が聴きたいなあ。」という思いから聴きはじめたのですが、今では「今日は何喋るのかなあ〜♪」と密かな楽しみなっております。

主に音楽番組を聴くのが好きなのですが、思わぬお言葉やはっとする名言を聴くことが出来て「やっぱり人の言葉っていいなあ」と噛みしめております。

 

 

 

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エスムルブ紀行文3 

エスムルブ紀行文01現在、新しいお話を制作中です。「エスムルブ紀行文」「エスムルブ紀行文2」という以前に制作したお話の続きになります。

これは主人公ナスパ君が異世界「エスムルブ」のいろいろなところに旅をする。というお話で、私が高校生の頃から描き続けているシリーズです。

 

実はこちらのギャラリーのカテゴリーにあります「エスムルブ紀行文」というのもここから来ております。

同じギャラリーの「いさとまえ物語」とは表裏の関係にあります。

 

現実にあった事柄がベースの「いさとまえ物語」なのですが「エスムルブ紀行文」はその裏側、「ココロ」や「精神」から見た事柄を表現しております。なのでけっこうファンタジックです。なんでも出てきます。

 

以前友人から「そのことをカテゴリーに書いとけばいいのに〜。」とアドバイスをいただき、早くそうしなければ!と思っておりました…。ですがまだまだWebのことを勉強しなければなりません…!(汗) まだ自力ではいかんともし難いです(笑)。

ですが、なんとかギャラリーの方にそのようなご案内など書けますよう尽力します!

 

尽力といえば、今はまだ数ページしか試し読みのできない「アートブックコーナー」ですが、近日中一部の作品から総て読めるように致します!

随時読める作品を増やしまして最終的にはなるべく多くの作品を発表できたらと思います。

 

 

 

 

 

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10月になりました

ナスパ01無我夢中で9月を走り抜け、あっという間に10月になりました。MoMA PS1の2013ART BOOK FAIRも、本年はたくさんの方に本をお買い上げいただけたとのことで本当に感謝感激です。本当に、ありがとうございました。

ただいま、新しい作品を制作中です。

本当は10月のトップ絵にしようと思って描きはじめたのですが、面白くなってしまって広がってしまったので完成までまだ時間がかかりそうです(笑)。ということでこちらにて進行をビシッとレポートしたいと思います。

クリックすると作品が拡大出来ますのでよろしければどうぞお試し下さい。

今日は、バックの夜空で終わってしまいました。

曲線のために雲形定規でも買って来ないとなあ…。

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「もういいです。」

アンパンマンの生みの親、やなせたかしさんがお亡くなりになったとのニュースを耳にしました。

 

やなせさんは私のある種「指針」でした。

アンパンマンを描いたのは実は40を超えてからということ。

それまではとてもご苦労をされたこと。

 

実は遅咲きだったやなせさんの人生のお話は、道を焦る私に強く響きました。

あれは、いつだったでしょう。
深手を負って切迫していたころ、本屋さんでふとやなせさんの書かれた絵と詩を目にしました。
タイトルも、詩の内容もおぼろげですが、たしかこんな感じでした。
「 神様 / ぼくになにかやるべきことがあるなら / 生かして下さい / ないようでしたら もういいです。 」
その「もういいです。」という、あっけらかんとした言い切りがやけに印象的でした。
と同時に、生きている自分にはまだ「やるべきこと」があるんだと感じ「なんでもいいからとにかく生きなければ。」と遮二無二走る原動力となりました。
この詩は不正確で恐らく本当の文体やレトリックは違んだろうなあと思われますが、これから原本を探しにいきたいと思います。
「やるべきこと」なんていまでもわかりません。
でもあの時あの詩を目にしたとき感じた、「もういいです。」と思える瞬間。
それまでは、なんとしてでも生きなきゃ。
そしたら、きっと変われるかもしれない。なにもかも。
そう思ったことが鋭利な宝石のように、心のなかをチクリと突き刺しながら光リ続けています。道を照らすよう。
お目にかかったことはないけれど、やなせ先生。
本当に本当に、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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10月になりました 〜その②「強制スクロール」

ナスパ02昨日からちょこっと進みました。しかし、これではまだまだかかりそうです…。

 

そして、最近ふと思ったことからこんなことがありました。

(長くなるので、もしお時間ございましたら…!)

 

私の趣味のひとつにテレビゲームがあります。小さい頃はファミコンで、成長してからはスーパーファミコン、PSなど随時無理ない程度に手に入るゲーム機で、一日のちょっとした時間に別世界に浸るひとときを過ごしておりました。さすがにこの2~3年は震災や状況の目まぐるしい出来事があって楽しめる状況になくあまりやっておりませんでしたが、最近少し精神的に余裕が出来きて、心から「これやりたい!」と思えるようになりました。

そうしてゲームをしていると、思いもしなかったことに気が付いたりします。

 

そのひとつが、「強制スクロール」でした。

 

ゲームの中の遊びのひとつに、「強制スクロール」というモードがあります。

これは、ステージが一定のスピードで勝手に動く中で、うまく画面の中に収まりながらやってくる障害物や相手をうまくかわしていくというテクニックを使うゲームです。(スーパーマリオや、星のカービィなどでよく出てきます。)

画面から外れたり、落っこちたりするとたちまちゲームオーバーになってしまうので、この状況になると大変緊張します。

 

落ち着いてやっていればそうそう落ちることはないのですが、久々にやったら落ちることやられること(笑)。「なんでじゃー!またかー!」と画面に向かって吠えることしばしばです(笑)。あまりにもやられるのでいい加減「なんでなんだ?」と冷静に状況を振り返ったりしておりました。

原因はと言えば私が先を急ぐあまり、前のめりになりすぎて画面の先っちょを何が来るのか確かめもせずに猛進してるからだと分かりました。

 

その時ふと気が付きました。

あれ?これ今の自分の状況と似てんじゃないか。と…。

 

強制スクロールは、うまく中間~ちょっと前寄りの位置を保ちつつ、四方からやってくる敵をうまくあしらうのがポイントです。

全部の敵を相手にしようとしたり、一定のスピードで動くステージを先へ先へと急ぎすぎれば、対処しきれず置いていかれて画面と障害物に挟まれたり、前方から来る思わぬ落とし穴に落っこちたりしてお手つきになってしまいます。

ですがゆっくり状況を観察し、どう動けば一番ベストなのかしっかりイメージをもって行動に移すと、これがまた自然とうまくいくようになります。

私はそれがどうもうまく出来てなかったのです。

 

それには心当たりがありました。

一挙に、革命のようにすべてのものが激変してしまって、大事だったものが根こそぎ消えてしまってから、動かなければなにも変われない、立ち止まってる暇は無い。とにかく前へ前へ前へ!…と、私は暗に念じて動き回って生きていました。そのことが無意識に行動にこびりついているのです。

いろんな局面を馬車馬のごとく駆け回るなか、体の変調を掴めず風邪を引いてダウンしてしまったり、無理をしたことにより自分にしっぺ返しを食らうことも多々ありました。

焦りすぎるあまり、無駄にダメージを受けている…。

そのことが、「強制スクロール」に凝縮されていることに気が付きました。

 

強制スクロールは人生と似ています。人生も時も、常に同じスピードで移り変わっていきます。決して後戻りはできません。そして、どんなに焦っても先は見えてきません。

常に画面の中心からやってくる状況をゆっくり観察し、そのときとれる最低限の行動をとりさえすればいいのだ。それがゲームをうまくクリアするコツなんだ。観察するのが大事なんだ。焦りすぎることは無い。

ゲームをしていてふとこんなことを思いました。

 

たかがゲームで大げさなことを書いてしまいました(笑)。

けれど、その時自然に「楽しい!」と思えるものからたくさんのことを教えてもらえるんだな、と感じるひとときでした。

観察しているおかげで同じ時間がゆっくり豊かに感じられて、楽しく、何故か充足感があります。

 

ちなみに、今やっているのは大乱闘スマッシュブラザーズXです(笑)。面白いです。すごく…!

明日も出来るといいな(笑)。

 

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