2013年9月20日 カテゴリー:日記 コメント:コメント:5
南三陸町志津川の防災庁舎が取り壊されると新聞で読みました。
ああ、とうとうだなあ。と感じると共に、昔のこともいろいろと思い出しておりました。
私は南三陸町の中でも歌津に縁のある人間だったので、志津川には夏の間(ウジエなどに)買い物に行ったりするくらいの記憶がしかありませんが、それでも温かな時を重ねた佇まいを見る度に「帰ってきたなあ〜」とほっと安心する気持ちを抱いておりました。
思い出の中でも特に印象深かったのは志津川の「ケンズ」です。
そのお店は確か本とビデオ、DVDなんかが売られていて、あの近辺で唯一の「本屋さん」だったので必ず行ってました。
特に夏になると花火や浮き輪、ビーチボールなどを商っていたので、ここで珍しい花火を買い込んで帰ってからわくわくして打ち上げる、というのがもうセオリーでした(笑)。ネズミ花火とか煙玉とかもう大変盛り上がりました。
ケンズは黄色い店構えをしていたのでよく目立ち、歌津に向かう際にパッとそのお店を目にすると「おっ。今年はどんな花火あるかな?」と思ったりしてにんまりとしていたことをよく覚えております。
色々と楽しい思い出をくれたなあ。ケンズさん。私はあのお店が大好きでした。
最近新しく出来たたこ焼き屋の方に行けなかったことが本当に心残りです。