日記

/

ポルトガルからのメール①

俺は英語辞書。ハンディタイプだ。

今から俺が見てきた俺の持ち主の話をするよ。退屈かもしれんが聞いてくれ。

 

俺はこの日記の描いてるヤツの中学校時代から一緒にいる。しかしこいつは昔っから英語がからっきしダメで実はテストで100点満点中29点という値をたたき出したヤロウだ。

ボロクソの英語のテストを握りしめてヤツはこう思った。

 

「私は外国に行かない。日本で暮らすから英語なんかいらない。」

 

と。

 

しかしどういう運命のいたずらかコイツはアーティストになった。とにかく「作家」になろうと思ってたそうなんだが、それがどういうわけかアートの世界が気に入っちまったんだな。

そしたらなんと必然的に海外に行くことになっちまったんだよな!

 

まったくざまあねえぜ。コイツは後悔したよ?「もっと中学校で英語真剣に勉強しとけばよかった(泣)。」と。

ニューヨークに行った時は飲み物が注文出来なくて苦しみ、作品の英訳が出来なくて苦しみ(そん時は俺とにらめっこさ。)、外国の展覧会サイトを見てもさっぱり書いてあることがわかりゃしないでやんの。

ホントに、俺が教えてやりてえよ…。

 

しかしそんな状況に陥って初めてヤツは奮い立って、図書館とかで英語の初歩の初歩のテキストを借りてきて勉強しはじめたんだ。

まあさすがに自分の望んだ仕事や自分を選んでくれたお客さんのためにも勉強しないとダメだと思ったんだなあ。

その甲斐あって少しはマトモに文章が読めるようになってきたんだ。(つってもそのレベルは中学生並なんだがな。)

 

そしてそれから時間が経ったある日。そうアレは今年の5月の下旬だったかな。

ある英語のメールがコイツのトコにやってきたんだ。

 

それも、ポルトガルから。

 

(つづく)

 

 

 

LINEで送る
Pocket
[`evernote` not found]

2014年 第3回クリエイターEXPO東京が始まるよ!

2014クリエイタ写真02

 

とうとう来週です!2014年第3回クリエイターEXPO東京!

 

ようやく会期中に配るビラも刷り上がりました!

こちらがその刷りたてほやほやの写真です。

 

今回は2種類刷ってみました。

まず1種類目はこちらです。

↓↓↓

 

2014クリエイタ写真06

 

どーんと裏一面に「Blezing wing」があしらわれております。

この作品は当日会場で展示をする予定です!

 

そしてもう1種類はこちら!

↓↓↓

 

2014クリエイタ写真04

 

「エスムルブ紀行文3」を表に、裏はカラーの2作品が並びます!

 

 

去年のクリエイターEXPOでは11000枚ほどのチラシを制作し会場にいらしたお客様に配布していたのですが、まさかの最終日にチラシが足りなくなるという事態が!!

ということで、今年は去年よりも若干多めに刷りました!

どちらかというと最初のほうのビラが数が少ないのでもしも欲しい方は仰って下さいませ!とっておきます!

 

前回ダイアリーを更新してから立て続けに仕事が忙しくなり、チラシの制作やポートフォリオの整理、印刷などしていたらあっという間に月末になってしまいました(汗)。

さらにこれからの展覧会の予定や先々の予定も決まりはじめ、ドキドキわくわくの展開が待ち受けております!

そちらは決まり次第またこちらやニュース欄に投稿致しますね!

 

そしてさらにもういっこ、6月頭から本当に「えええええ!!?」という事も起きておりました(笑)!

それは、是非明日描かせていただきたいと思います。

 

 

では、来週7月2日(水)〜5日(金)まで東京ビックサイトの4階、クリエイターEXPO東京 アートブース27−64にてお待ちしております!

 

 

2014年第3回クリエイターEXPO東京ホームページ

↓↓↓

http://www.creator-expo.jp/

 

LINEで送る
Pocket
[`evernote` not found]

2014年 第3回クリエイターEXPO東京!と、その思い出

2014チラシ

 

2014年 第3回クリエイターEXPO東京

2014年7月2日(水)〜4日(金)10:00〜18:00
東京ビックサイト 西展示場にて
第3回クリエイターEXPO東京に出展します!

私は「アートブース」の「27-64」です!

 


ただいま、その準備中です〜。
試作のチラシも刷り上がってとてもイイ感じだったのでほっと胸を撫で下ろしております。

 

「とにかく何かしなきゃ!!

何かしなきゃ置いてかれる!」

という切羽詰まった状態で初めて参加したのが去年の事でした。

震災の事や世の中の事など、たくさんのことが押し寄せてきて、とにかく何かにでも走り続けていないと不安でいっぱいでした。

そんな中初めてだらけの準備や設営やお仕事も、本当に緊張と不安の方が大きくて眠れない時もありました。

こわかった…!!

 

ですが振り返ると私自身余裕がない中で、この展覧会で出会った方々にとっても助けられました。

 

普段あまりお目にかかれない方ともお知り合いになれて非常に刺激的でした。

そういうことで、また出展することにしました。

 

切羽詰まっていた精神状態からも大分回復し、今年はすこし余裕をもって臨めそうです(といっても、本番でまたばたばたするこもしれませんが…!!)。

当日はどの絵を展示しようかなあ。

アートブックも持って参ります。

 

進行中の展覧会の予定もありますので、またかたまり次第お知らせ致します!

 

ではまた!

 

 

 

 

 

 

LINEで送る
Pocket
[`evernote` not found]

「ついにその時が来たね。ワトソンくん。」

「………。」

「………。」

「行ってしまったね。ワトソンくん。」

「ああ。案外、あっけないものだな。ホームズ君。」

「こんなにも早いなんて僕にも予想がつかなかったよ。」

「君、その瞬間見たのかい?」

「いいや。見れなかった。朝起きて、朝食をとっていつも通り見に行ったらもう居なかったんだ。

もぬけのからさ。

 

奴ら、巣立ったね。ついに。

 

でも、実を言うともうそろそろなんじゃないかって思ってたんだ。

昨日見たときもう体が成鳥の色をしていたし、体格も親鳥の3/4ほどに成長していた。

しかも、巣の中で羽ばたきの練習をしていたんだ。

もう古巣も狭そうだったし、これじゃあ巣から落ちちゃうな。と思ってたんだよ。

ほらこれ、昨日の写真だ。

何枚かあるよ。」

(パラッ)

ハト一家05

 

ハト一家04

 

「こっちは、親鳥と一緒のやつさ。ほら。」

 

ハト一家06

 

「もう大きさがそんなに変わらないだろう?」

「うん。子どもの成長とは早いものだ。」

「まったくだ。本当に生まれてからきっかり2〜3週間だ。

巣立った瞬間は撮れなかったけど、巣立ったあとは撮れたぞ。そら。これだ。」

(ペラッ)

ハト一家07

 

「はは、まだ羽がぼさぼさだなあ。本当にこれがあのヒナかい?」

「ああ。

何故なら、鳴き声がまだぎこちない。大人の鳴き方じゃないのさ。

飛び方も頼りないし、巣のあった木の周りを行ったり来たり飛ぶ練習をしている。

しかも、同じ所に20〜30分じっとしてる。大人のハトならそんなに長い事じっとしてるなんて稀さ。

だから、こいつがうちのハトだよ。」

「うちのって…。」

「なに、もう家族みたいなものさ。」

「もう1羽は?」

「うん。それが、もう1羽は威勢が良くて結構遠くまで飛んでったみたいなんだ。

写真に撮れたのはこいつだけなんだよ。

あ。巣は撤去しないでくれたまえ。

また依頼人が、使うかもしれないからね。」

「依頼人?

そういえば、巣立つまで守ってくれるよう頼んだ依頼人って…。」

「しっ。

ワトソンくん。ドアベルの音。

どうやら、また誰か僕に用があってきたみたいだね。

ほら、ちょっとそこのソファを片付けて!」

「ええっ、ちょっと!まだ話が…!」

 

(手帳からハラッと写真が落ちる)

 

ハト一家09

 

 

 

 

 

 

 

LINEで送る
Pocket
[`evernote` not found]

「成長は順調だね ワトソンくん。」

ハト一家01

 

「例のハトのヒナ、成育は順調のようだよ。ワトソンくん。」

「うん?まだ君はハトのヒナの成長を観察してたのかい?事件はどうした?」

「もちろんやってるさ。だけどこう退屈な日が続くとねえ…。なにか他の事をして気を紛らわしたいのさ。

ところでワトソンくん。君は君の発言を訂正しなければならないよ。僕の見た所によると、ハトのヒナは2羽だ。」

「えっ。そうだったかい?おかしいなあ…。」

「ああ、僕の撮った写真がある。見たまえ。」

(ペラッ)

 

ハト一家02

 

「あ。本当だ。」

「この2羽、成長が非常に早い。

先週は巣から全く見えなかったのに、今や巣からはみ出ている部分が見えるくらいだ。

これは巣立ちも早いね。通常ハトは生まれてから巣立ちまで約30日前後だ。残念だ。」

「なんで君が残念なのさ。」

「僕の有益な、研究観察対象がひとつ減るからさ。あと…。そうだな。2、3週間くらいしかない。」

「君手帳につけてるのかい…。」

「こういうことがけっこう役立つんだよ。

それより今ヒナはちょうど食べ盛りだ。親鳥が甲斐甲斐しくヒナに餌をやっているんだよ。お陰で親鳥が巣から離れてヒナだけになっている時が多くなってきた。

ある意味、今が一番危険だ。」

「そうだったのか。それはちょっと警戒しないとな。」

「ふふふ。関心がないように見せかけて、君も結構あのハト一家を気にしている事を僕は知っているぞ。

おっと、そう慌てる事は無いだろう。君の挙動を見ていたらその事は明白だよ。

とにかく、あのハト一家がみんな無事旅立つまで僕はまだまだ観察してるつもりだよ。」

 

ハト一家03

LINEで送る
Pocket
[`evernote` not found]

1 2