日記

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真夜の旅人 【⑧-6:写真家ヨーク】

真夜の旅人17

 

  現像しないと分からないフィルム特有のドキドキ感がいいですよね。

 ちょっと版画に似てるかも。

 

 (つづく)

 

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銀座を行けば

 8月、真夏も真っ盛りですね。

 

 ここ最近仕事で銀座の方へよく行きます。

 銀座自体、私は学生の頃から何故か縁があって月に1回くらい行ったりしていました。

 

 銀座といえばエルメス、シャネル、ブルガリ、世界の名だたるブランドの集う高級なスポット!なんて言われていますよね。私も現にそう思ってました。

 

 しかし意外にそうでなかったんです。

 結構ただぶらぶらしてても面白い。

 お金なんかなくたって十分に面白いのです。

 

 

 まず古いお店が多いので、お店の佇まいそのものが面白い。写真バシバシ。

 次にデパートが多いので、デパートの地下で100〜1000円くらいしかなくても十分美味しいお菓子が買える。

 そしてギャラリーが多いので、ブラッと行くと面白い。もちろんだいたいタダで入れる。

 その上隠れ家的なお店も多いので開拓していくと自分だけのとっておきの居場所も見つけられる。

 

 私はビンボー学生の頃から行っていたのですが、銀座は案外そんな学生でも楽しめる奥深さがあったのです。

 

 松坂屋が今立て替え中ですが、まだ健在だったころは木村屋でパン買って松坂屋の屋上の遊園地を眺めながら、ベンチでお昼食べてたこともありました。真冬で寒くて、ベンチ冷え冷え!

 また、路地のなかの神社を見つけて「チャリーン、ガラガラン。ぱんぱん。」としたことも。かくれ神社もいっぱいあります。

 最近は三越の裏にある植物屋さん「司」で野草に触れに行き、たまに奥野ビルに遊びに行ったり。

 初めての個展、ひいひい言いながら自力で自分の作品担いで丸ノ内線に乗って、たまに知らない人に道案内したりして。

 

 銀座の夕暮れにはいろんなものがよぎります。

 

 そんな町になるなんてなあ。思ってもみなかったや。

 

 

 今週もまた行くことになりそうです。

 その時には、新しく出来た伊東屋にまた行きましょうかね!

 

 あそこのペーパーショップ竹尾は素敵ですよ!

 

 

 

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「西向く侍」の意味を最近知りました。

連日暑いですね。皆様体調などいかがでしょうか。

 

梅雨明してから一気に真夏の暑さ!私のアトリエ部屋でもとうとう扇風機が登場しました。(いままではずっと扇子でなんとかしてました・笑)

さすがにもうむりです!

 

 

7月はちょこちょこ仕事をさせていただきながら制作しておりました。7〜8月は例年まとまった制作シーズンなのでがんがん作りたいと思います。

 

ちなみにこないだこのようなものを支えていただいているファンの方に作っていただきました!

↓↓↓

 

2015かばん01

 

「惑星図書館」のトートバッグ!

 

2015かばん02

 

裏は若かりし日のカヤンとターゼさんのあのシーン!

 

 

tmixさんというオリジナルグッズ制作の会社さんで作っていただいたのですが、いやはやなんか自分の作品がでかく印字されてると照れますね(笑)!

実はクリエイターEXPOの時もこれを使っていたのでお気づきになられた方もいらした…でしょうか?

 

サイズも大きめですごく使い勝手がいいので、お泊まりキットなんかを入れて泊まりに行く時に重宝しております。

あ、こちらもちろん事前に許可等しっかりやりとりした上で作っていただきました〜。普段自分があまりこういうの作ったりしていなかったので、面白かったです!自分でも作ってみようかなあ。

本当にありがとうございましたー!大切に使いますー!

 

 そういえば、7月って31日まであるんですね。

なんだか30日までだった気がしてました(笑)。

こないだ「にほんごであそぼ」のえあわせかるたで「西向く侍」という言葉が出てきて、「? 知らないな〜。」と思っていたら、その日仕事場の先輩から教えていただいてガッテン!

「二四六九十一。立てで十一を読むと士。つまりにしむくさむらい、31日ない月」のことだったんですね〜。初めて知りました。日本語って面白い!

 

 

さて、7月は制作の傍らいろいろと進展している事柄がございます。

 

情報解禁になりましたらこちらと「NEWS」コーナーでお知らせしますね!

 

では8月も、よろしくお願い致します。

 

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演劇、見始めて5年。

ティーダ04壁抜け男12

 

演劇、見始めて5年になりました。

こうやって書いてみるとけっこうな長さですね。自分でも「そんな?!そんな時が経ったか?!」と驚愕するほどです。いや〜。時が経つのは早いもんです。

 

私はとある舞台の公演を必ず観に行きます。それは1月と7月の半年に一回というペースで公演されております。と、いうことでその舞台を観劇しに行くことが私の人生のサイクルに今組み込まれている訳です。

 

しかしその5年、振り返ってみるといろいろありました。

 

その「いろいろ」が地層のように積み重なり、振り返って読み解けるようになってきたのも「5年」という時の長さがあってこそ。振り返ってみると、これがなかなか面白いのです。

 

一番「へえ〜…。」と面白く思ったのが「その間に描いた作品」のことでした。

ちょっとそのことを記録させていただきます。

 

 

そもそも最初のキッカケは2010年、まだ大学生だった時代に先輩にチケットを譲ってもらったことがはじまりでした。

演劇自体は好きだったのですが、なにせチケット代が高い。一回6,000円〜7,500円以上。学生だった自分は万年カツカツだったので「舞台を観に行く」という習慣が皆無でした。

その当時私は作家として自分は本当にやっていけるのか、本当に不安で眠れない毎日を送っている状況。懊悩する毎日から、「気晴らしに一回くらいいいかな。」と軽い気持ちで思ってチケットを譲っていただき観に行ったのです。

 

そこで、私は「舞台」というものに雷に打たれるように痺れてしまいました。

 

「どうせかっこいい人たちがお芝居して適当に舞い踊ってるだけでしょ?」と最初思いっきり斜に構えてみておりました。ところが大違い。

切れ味深いアクション、鋭い殺陣、そして気迫あふれることば、その人物そのものがそこに舞い降りているかのような力。無限に広がる空間。

それはそこに血のにじむような日々の鍛錬と真剣にお話に向き合っている姿が脳裏に浮かぶようで。

私は最初抱いていた固定概念を大きく覆されてしまったのです。

 

何より、その舞台に出演していたのは当時私とそんなに歳の違わない若い役者たちでした。

そんな彼らが舞台の上で光輝いて表現しているところを見て、そしてその裏に秘められた真摯な練習と真剣な思いを目の当たりにして、私はものも見ずに決めつけていた自分を恥ずかしく思いました。

そして単純に、そんな彼らみたいに私も頑張りたい、と思いました。

 

境遇は違えど、役者と作家。ものをつくる上でこの両者は似ているところもたくさんあります。

 

彼らがやれるのならば私もやれる。彼らのように私も頑張ろう。

私は彼らから、未知の旅路を歩む勇気ををらったのです。

 

 

さてそこから、私にはひとつの習慣が出来ました。

それはその日観た舞台の「レポート」を描くことです。(冒頭の2枚の絵はそれです。ただその5年観てる舞台ではありません・汗)

 

私が出会ったその舞台はアドリブが多かった。その日その日で細かいところが毎回違う。しかも面白い!

「ああ舞台ってナマモノなんだ。」と思った私は、その日観たことを忘れたくなくてスケッチブックに印象的なシーンを絵でメモするようになりました。

ときどき、作業の合間を縫ってそこから沸き上がってきたものをファンアートとして真剣にお話にすることもあります。(その作品自体は趣味なので共通の趣味を持つ人の間でしか公開してないのですが…・笑)

 

それが思わぬ効果を生むこともありました。

 

2011年の震災。2012年にはその心労からぼっきり折れてしまった闇の日々。描くことそのものがつらい時もありました。しかし、レポートを描くことはやめませんでした。

それを今見返してみると、なかなか「面白い」のです。その時にしか感じられないものが描いてある、というか。どんな自分の状況が当時「悪い」と思っていても「作品」は「そうではない」というか。

その時の「ベスト」を尽くして描いたものは、どんなに時が経っても面白いし、いいと感じるのです。それは、その当時にはわかりませんでした。

それはレポートだけでなく、他の作品もそうでした。エスムルブも、いさとまえ物語も、その時にしか書けないなにかが滲み出ていて、それがいい。

 

それを知った時、なんとなく分かりました。

ああ人生は苦も楽もあざなえる縄のようにある、でもどんなときもベストを尽くして淡々と描いていればいい。

 

それを一番に感じたのが、ずーっと続けていた舞台のレポートと、そこから生まれた誰に見せる訳でもない作品達からでした。

 

 

作家という生に身を置く私としては、この「舞台を観に行く」ということが社会との接点を持つ唯一の機会である時もありました。ぎりぎりのところを本当に孤立せずに済んだのは舞台があったからです。

心折れて始まった2013年の1月、そんな時観に行った舞台では私はかけがえのない友人に恵まれ、そして舞台からは今までになかった視点を与えてもらいました。それを個展に繋ぐと決心し、もう半年、もう半年、とそれを支えに絵を描き、働き、何かを作り。

 

その間も、思うように作品が作れていないことに自分で自分を憤ったり、焦燥感でいっぱいになったり慌てふためいたり。

 

何かに没入しすぎて自分を見失ってしまう私にとって「舞台を観る」ということは、そしてそこから「なにか気になる」というもの見つけるということは、自分の今の状況を冷静に客観視する効果があります。

 

私は舞台を観るということから本当にたくさんのことを教えられているのだと、しみじみ感じます。

 

自分のことって、自分では見えないのですから。

 

 

さてこの間、5年の間見続けている舞台の公演が終わりました。

次もおそらく来年の1月です。

7月の初旬、その舞台が千秋楽を迎えると「ああ、一年終わったなあ…。」としみじみ思います。何故か冬に忙しくなる私のサイクルから言うと、この7月が1年の締めくくりであり、スタートなのです。

今の私は、たくさんの方に支えられ、恵まれて、何とか作家としてやっています。ありがたいことに、素敵な友人に恵まれ、博多や水戸など遠方にもいかせていただき、そこでもたくさんの方に恵まれました。

 

5年前、不安がってた自分。2年前、月のない夜の砂漠を方位磁石もなく彷徨う自分に、大丈夫だと伝えてあげたい。

 

 

私には、その演劇を見始めていた当初から持っている、ひとつの夢があります。

 

それは、いちばん最初、私が作家として生きて行く決意を与えてもらった役者さん達に、いつか自分が描いた物語で恩返しがしたい。ということです。

 

いつか届くその時まで。

その時を超えて。

 

今日も描き続けます。

 

壁抜け男08

 

レポートより↑

 

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真夜の旅人 【⑧-5:写真家ヨーク】

 

真夜の旅人23

 

ヨークからカメラの手ほどきを受ける少年。

 

私も昔、こんなふうに父からフィルムカメラの手ほどきを受けたのでした。

 

(つづく)

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