日記

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新しい春

こんにちは。

風が強いですが今の時期らしい清々しい春ですね。

 

新しい春となりまして、今私は目下大整理で大わらわです。

今作業場を大幅整理しておりまして部屋がとんでもないことになっております。

 

机も整理しているので先週はなかなか作業出来ませんでした。

クロッキーとか簡単な作業はどこでも出来るのですが、じっくり時間をかけて行う制作は環境が整わないとなかなか出来ません。

あああ早く絵が描きたいー!

 

 

まだ終わってない銅版画も残っているのでそれも作り上げたい!

ということで、こないだの7日は横浜美術館のアトリエ使用予約日だったので電話をかけました。

 

常々利用される方から「なかなか電話が繋がらない。」といわれていたので覚悟はしてたのですが、本当に繋がらなくて!!

皆さんあれをくぐり抜けてアトリエに来られていたのかと思うと本当に頭が下がる思いです。

 

私は5月と6月に横浜美術館で今度は制作する側で参る予定です。

バリバリやります。

 

今月は整理整頓で大忙しですが、なんとか仕上げて早く作品作りに移行したいです。

頑張るぞ〜!

 

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横浜美術館にて、本当にありがとうございました!

2018_横浜03

 

3月24日、横浜美術館市民のアトリエの版画インストラクター、任期満了につきの送別会でした。

本当に皆様ありがとうございました!

生涯でこんなに贈り物やお餞別のお品物をいただいたのは初めてでございました。

 

横浜美術館のインストラクターは2年で次代の方へ交代することになっておりまして、今年で私の任期が終了しました。

 

 

アトリエでコメントさせていただきました通り、私は大学院生だったとき修了後仕事を探して版画工房の仕事をあたっている時にここのアトリエのことを知りました。

「横浜美術館の市民のアトリエかあ。いいなあ。こういうところで働いてみたいなあ。」

と思っていたのですが、当時インストラクターを公募している訳でもなかったので、「だめか…」と思ってその時は諦めました。

 

しかし、巡り巡ってこのインストラクターのお仕事のお話をいただいた時は「あ!あの時にみたやつだ!」と思って本当に嬉しかったです。

 

2年前入ったばかりのとき、別にしていた仕事の急激な変化で少し憔悴してた私を、このアトリエの方々は優しく迎え入れてくれました。

好きだった仕事を諦めざるを得ないことがあって、あのとき私は落ち込んでいたのです。

ですがそんなときも毎回行くところがあるというのは本当に励みになるもので、私は皆様から元気と前向きさをいただきました。

 

それに版画そのものについても本当にまた改めて勉強になりました。

銅版画の中でも「こんなことをやっていいんだ!」とか「こういう手段もありなんだ!」ということの連続で、銅版画…、いや、版画という世界の可能性がググーンと広がる体験ばかりでした!

その体験を積ませていただいたアトリエの皆様には本当に感謝しかありません!

 

この2年間は私にとっても本当に貴重な2年間で、横浜にいくのが本当に楽しみでした。

 

皆様にお目にかかるのも楽しみでしたし、横浜のランドマーク、潮の香りのするみなとみらい、大きな紫木蓮の木、横浜美術館の前の公園の噴水、夜空に浮かぶ観覧車…。横浜の風景みんなを観るのが大好きでした。

毎週毎週楽しみでした。

 

この2年間を経て、大事なものを沢山いただき、さらに豊かな人間になれたような気がします。

すべて皆様のおかげです。

本当にありがとうございます。

 

2018_横浜02

 

今後のことですが、NHKカルチャースクールの講師のお仕事は今後も続きます。

もし東京や神奈川らへんの教室でお教えすることになりましたら、横浜美術館へもお知らせに参ります!その際はどうかよろしくお願い致します。

さらに今年の8月27〜9月2日に銀座で個展があります。こちらはもう作品がほぼ出来ているので、あとは展示出来るように準備万端に致します!

そしてそしてさらに、来年2019年の1月にも銀座にて個展があります。

 

版画インストラクターとしての任期は満了しましたが、ここからが本当のスタートです。

これからは、制作する側として横浜美術館には通う予定です。

(それにまたピンチヒッターとしてアトリエに立つこともあるかもしれないです。)

 

知った色々なことをこれからもっと実践して行きたいと思います!

 

 

これからもどうか、よろしくお願い致します。

またお会いしましょう!

 

2018_横浜01

 

 

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ふきのとうが伸びるころ

こんにちは。

 

いよいよ春も本番ですね!

先日ブリューゲル展を見に上野まで行ってきたのですが、もうすでにお花見の準備をしておりました。

いいですね〜。ああいうところでお花見のお祭りもやってみたいです。

 

しかし私は花粉症なので、屋外でマスクを取るということはその日の晩の睡眠を地獄のものにしてしまうということを意味するので、学生以来まったくお花見が出来ません(笑)。

道の桜を見ながらしばらく立ち止まってじっとお花を見つめるだけです(笑)。本当の「お花見」。

 

三月も半ばとなりまして、画集のラフも大体出来てきました。

足りない原稿をこれから描きます!

 

そしてそして!

2018年この夏に個展をするため、ギャラリーを仮予約してきました!

予定はまだ本決定ではないので、正式に決定し次第改めてお伝え致します!

 

これからまた忙しくなりそうです。

がんばります!

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春の気配といまの作業

こんにちは。

現在、ニューヨークの方のブックフェアに出品しております。作品だけ現在ニューヨークです。ニューヨークは寒いだろうなあ…!

 

こちらは三寒四温の春らしい感じになってきましたね!

線路端の草原は水仙が盛を越え、フキノトウが出て菜の花がすくすくと育ち、徐々に春めいてきました。

今日はちょっと寒いですが、庭の木々たちにも若葉の兆しが見え始めてきました。

 

さて、冬の展覧会シーズンを一段落して、今現在何をしているかと言うと、新しく作ろうと思っている作品集の準備です。

 

前々から作ろう作ろうと思っておりまして、たくさん作品もたまってきたところでしたのでもう「画集作っちゃえ!」ということで画集作りをスタートさせました。

2月下旬から今にかけて、本のエスキースをしております。

 

せっかく作るので面白い物をつくりたくて、じっくり載せる内容を育てております。

本に載せるにあたってここ2年くらい忙しくておなざりになっていたところを補ったりスムーズにしたり付け足したり。そんな作業です。

 

 

4月に入るとまた色々とバタバタするので今のうちです!

「最後のヒラエス」も新装版を作りたい。

やりたいことをちゃんと実現出来るように頑張ります!

 

 

3月のアナタスケッチは12日(月)と、29日(木)になります。よかったら銀座「月のはなれ」に遊びにいらして下さいませ!

 

よろしくお願い致します〜!

 

 

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ブックフェアと告白。

こんにちは。

本日もダイアリーまでお出で下さり誠にありがとうございます。

実2月ももう末日になってきましたね。

ここでひとつお伝えしなければならないお知らせがあります。

 

実は、毎年参加している紀伊国屋書店の「YOUNG ARTIST’S BOOK FAIR」は来年から日本では開催されません。

本年が最後でした。

 

日本でのフェアが終わるまで公表出来なかったのでこのタイミングでお知らせさせていただきました。

今までご愛顧下さいました皆様、本当に本当にありがとうございました。

私に至っては大学に入学してから今までずっと参加していたフェアでしたので、色々と思い出がございます。

今日はそれについて思い出をお話ししたいと思います。

 

 

私が最初にブックフェアに参加したのは19歳の時でした。

高校生の頃から本を作っていて、それを卒業制作にしていた私は大学に入ってからもちょっと変わった本を作っておりました。

それを大学の芸術祭に出展していたところ、ブックフェアの主催の方に声をかけられフェアに参加することとなったのです。

 

この頃の私はPCも持ってなくて、プリンターもスキャナもなく、本当に手作りで本を作ってました。1冊しかない手作り本です。

故に、主催の方からこういわれた時にはどうしようかフリーズしました。

 

「この本、3〜5冊くらい増刷できない?」

 

ぞうさつ!!?どうしろと!!?

 

そこから戦いは始まりました。

当時は家に複製に使える道具はなにひとつ無かったので、まず手書きの本を全部研究室のコピー機で印刷して(100Pくらいありました。)、無印の単行本ノートを買ってきて全て分解して紙を確保し、友達のお家のプリンタを借りて印刷して本にしました。

製本もいろんな文庫本ののどを見たり技法書を読んだりしてどういう作りのなっているのかを初めて知り、拙いながらもなんとか形にしました。

 

その頃の写真はデジカメではなくてフィルムカメラで撮影されています。

 

2018_ブックフェア思い出

 

とにかく必死でした。

でも無理難題を突きつけられたとき、自分自身が道具を持っていなくてもその環境で出来ることをして作りだしたり乗り越えて行けることがわかり(もちろん友人の力も大きかったです、本当にあのときはありがとうございました。)、それまで「どうせPCもってないし…。」とちょっと尻込みしていた自分の視野が大きく広がった出来事でした。

 

それに、今まで見たこともないような形態で本を作ることに楽しみを見出し、この先もいろいろと作ってみたくなったのです。

 

 

そこから様々なことを経験させていただきました。

 

まず、友人の家で使わせてもらったプリンタの便利さを知り、その冬にアルバイトをしたお金を貯めて買いました。

そのプリンタは今でも現役で使っております。

 

そしてお金を貯めたり返済不要の奨学金をとってPCを買い、フォトショップやイラストレーターを買い、自分の家で出来る環境を整えました。

 

そして様々な展覧会場で展示をする経験と積ませてもらいました。

紀伊国屋書店の3階の一番目立つところで展示をするべく、部室からちょっとお洒落な折り畳みテーブルを担いで新宿まで行ったり。(この頃は宅急便を使う、という発想はまったくありませんでした(!)。)

初めての個展もこのブックフェアのプログラムの中で行いました。

 

その時にフラッと訪れたお客さんの会社員男性から「顔に違和感がある」とグサッとする言葉を言われ悔しくて、必死でクロッキーや人体筋肉図の模写をし続けました。(今自分でこの頃の絵を見ると確かに違和感があるな(笑)と思います、この男性の意見は正しかったのです(笑)。)

しかしそれをし続けたおかげでいま何故か似顔絵が得意技になり、アナタスケッチというかけがえのないお仕事やカルチャースクールのお教室というとても貴重なお仕事をさせていただけるようになりました。

 

あの時は苦かったけどあのお言葉のおかげです。本当にありがとうございました。

 

 

そして忘れてはいけないこのブックフェアの最大の思い出は、フェアのフォローで初めて外国に行ったことでした。

 

22歳の時と27歳の時、2回に渡るニューヨークの旅はこのフェア無くしてはありませんでした。

 

最初のニューヨークでは着いたその日の夜にルームメイト共々一緒に若干ホームシックになり、時差ボケで眠れなくて涙目でフェアのチラシを折って二人でその顔を見合って笑いました。

初めてのニューヨークで右も左もわからなくてとにかく「世界の歩き方」だけを頼りにメトロポリタンやMoMAにいったり。初めて見たメトロポリタンは本当に凄かった!!1日居ても全然足りないくらいのボリュームと素晴らしさ。何回でも行きたいです。

MoMAの作品も本当に手に届くところにごろんごろん画集や教科書の中でしか見たこと無かった作品があって感激でした。しかもすごくオープン。みんな映画を楽しむように作品を楽しんでいて、日本も早くこうなればいいのにと思っていました。

ニューヨークの文房具も、日本と根本的に違うんだなと感じたり、食べ物、飲み物(あっちの国では3lくらいのペットボトルが当たり前で500mlのペットボトルが全然なかったのが一番衝撃でした。あと、やたらスタバがある。)の違いも新鮮で、本当に大変でしたが面白いなと思いました。

 

2回目のニューヨークは最初の経験があるので余裕をもって楽しめました。

ルームメイトは中国の女の子で、英語も堪能な彼女の力をいろいろ借りていろんなところに行きました。

普通のデリでサンドイッチを食べ、変なモノがいっぱい売っているおもちゃ屋さんでおかしなおもちゃに笑い、様々な美しいカード専門店でレターセットやカードセットを買い。

バーンズ&ノーブルの革張りのノートが本当に素晴らしくてお土産に何冊も買いました。

あの時は本当にありがとう!この女の子の手料理が本当に美味しくて、最終日は冷蔵庫の残り物でパーティになったのは本当に楽しくて思い出深いです。

 

 

フェアを通して私の展覧会の設営スキルは格段に上がり、不可能と思っていても思わぬところで解決出来ることを知り、そして知らない世界にもたくさん足を踏み入れることが出来ました。

思い返すと本当に色々ありました。

 

終了の理由は主催される方のお家の事情です。ニューヨークの方でもフェアがあるのですが、こちらは引き続きまだ継続されるそうです。

ですが、日本での展覧会は負担が大きいためここでおしまい、となります。

 

主催の方には深く感謝申し上げます。本当に、右も左も分からない頃からここまで成長出来たのもこのフェアあってのおかげでございます。

本当に、本当にありがとうございました。

 

 

このフェアで培ったスキルをもっともっと伸ばして、もっと素敵なアーティストに私はなります。きっとなります。

これからは別の場所で頑張ります。本作りもまだまだ続けます。

 

その時は、またよろしくお願い致します!また素敵なフェアをしましょうね!

 

 

本当にありがとうございました!

 

 

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