2016年7月13日 カテゴリー:日記 コメント:コメント:0
近頃ドラマが面白いですね。
真田丸、トットてれび、
そして朝の連続ドラマ小説、とと姉ちゃん。
いつもはそんなに熱心に観ないのですが、今回は最初から興味がありました。
それはこの物語が「暮らしの手帖」を創った大橋鎭子さんと花森安治さんをモチーフにしているからです。
「暮らしの手帖」。
本屋さんに行けば必ず見かけるこの雑誌には深い思い入れがあります。
今日はそんなお話です。
私と暮しの手帖の出会いは子供の頃でした。
母がたまに買って来ては料理の写真を眺めつつ、「これが美味しそうだ。」とか「これ作ってみようかな。」と言って読んでいるのを端からみておりました。
その時は(こんなこと言うのも大変失礼なのですが)おばさんの雑誌だと思って全然興味がありませんでした。
自分から求めるようになったのは20代前半。
心身のバランスを崩した私はその頃体調の悪い時期がありました。
体調を整えるにはまず規則正しい暮らしから。
どの助言にもその言葉が並んでおり、藁にもすがる気持ちでその言葉を実践しようとしました。
ですが、どうしたら?
そのとき浮かんで来たのが「暮しの手帖」でした。
しっかり地に足付けて、長い目で見てし続ける事が出来る、当たり前の、でも丁寧な暮らしの哲学。そして実践のやりかた。
それを学ぶのに真っ先に浮かんで来たのがこの「暮しの手帖」でした。
そして暮しの手帖はさらに私に大きなものをもたらしてくれます。
それは当時の編集長だった「松浦弥太郎さん」でした。
彼の文章を誌面で読むにつれ「こんなていねいな暮らしの哲学を持っている人は一体どんな人なんだろう。」という思いが募り、私は彼の本の殆どを乱読しました。
そして分かった事。
彼は高校をとある理由で辞め、ドロップアウトしたことがあったこと。
本が好きで好きで、それを伝うように人生が形作られていたこと。
たくさんの旅をしていること。
とても気持ちのいい文章を書かれること。
その人生は「暮しの手帖」という生活雑誌の内容からは想像もできないようなすごい場面もありました。
でも、他人にはない人生経験の豊富さからあのていねいな暮らしの哲学があるのかと思うと大変納得できました。
そして、そのとき作家という先行きの見えない生活に漕ぎ出し、不安と孤独感でいっぱいの私は初めて同じような人生を歩んでいる先達を見つけたような気持ちになりました。
社会から弾き飛ばされ、孤独感の中に居ても、それでも生き抜ける、やがて大きく成長出来るという姿を示してくれたこと。彼の存在はあの時の私には一筋の光でした。
私は暮しの手帖と、松浦弥太郎さんの本に最も心を支えられ、そして学びをいただいております。
そしてそれは現在進行形で続いています。
松浦さんの本を読んでいると、自然と他の方とも繋がって来きます。
そこで知ったのが、暮しの手帖を創られた花森安治さんでした。
花森さんのイラストや文章は「暮しの手帖」に今でも出て来ます。
でもそれが誰が描いたのか最初はわかりませんでした。
それがこの卓越した編集者であり、イラストレーターでもあり、文筆家でもあった花森安治さんが書かれ、その人が「暮しの手帖」を創ったひとりだと知った時、もっと花森さんに触れてみたいと思ったのです。
以来「暮らしの眼鏡」という本を買い、折に触れて読んでおりました。
そしてこの度花森さんたちがモチーフになってドラマになるなんて…。
花森さんについてはまだまだ知りたいことがたくさんです。
もちろん、共に暮しの手帖を作って下さった大橋鎭子さんのことも…。
私は、浮き世に漂うすぐ移り変わってしまうような軽い暮らしよりも、その人を磨き上げるような丁寧な、何でもないけれど変わらない暮らしの方が好きです。
変わる所は変わるべきですが、暮らしというのは「故郷」のようなものですからそこが安寧な休息の場所であって欲しいと思います。
それはすぐに作り上げられるものではありません。
長い時をかけて、ゆっくりと玉を磨き上げるように、だんだん出来て来るものなんじゃないでしょうか。
私は「暮しの手帖」の最初のページの花森さんの文章が大好きです。
その文章は 今でも暮しの手帖の第1ページに刻まれております。
是非、直にお確かめになられてください。
その言葉の通り、わたしの暮らし方はいつの間にか、朝焼けが訪れたかのように変わってしまったのですから。
2016年6月28日 カテゴリー:日記 コメント:コメント:0
今年も始まります!
クリエイターEXPO!
今年は水戸NHKカルチャースクールさんや横浜美術館さんでのインストラクターなどでばたばたしていてお知らせするのがすっかり遅くなってしまいました。
今年は「絵本ブース」の「20−66」にて展示しております。
先輩達に囲まれて緊張です…!
今年もなにか良いお話が聞けたらいいなと思います。
終わりましたらレポート致しますね!
2016年7月6日 カテゴリー:日記 コメント:コメント:0
クリエイターEXPOから一週間。
無事に終わりましてホッとしております。
今年は両隣の方や、周囲の方に恵まれ本当に沢山のことを学ぶことが出来ました。特に今後の方向性を学ぶことが出来る機会だったと思います。
どういう風に進んで行くか、困っていること、どうしたらいいのか分からないことなど、人生の先輩達にたくさん教えて頂きました。
本当に感謝しております。
さらに驚くべき「久しぶり!」な方にも再会したり、やっぱり参加してよかったです。何かドラマがありますね。
さて、このクリエイターEXPOですが、今まで4年間連続で出展し続けて来たのですが来年は出展を致しません。
再来年に出ようと思います。
作品を作りためたいのと、費用的な部分で今後は1年置きか2年置きでの参加を予定しております。
けれど出展して、やはりこういうイベントに出るということは大切だなあと感じます。
横の繋がりを増やすことが出来るということがやは最も大きなメリットです。
いろいろと挑戦して肥やしを増やし、次出る時にご披露したいと思います。
さて、今日は仕事の打ち合わせでした。
そちらは正式に決まり次第またこちらなどでご報告致します。
そして月末は町田小田急百貨店!
作品もバリバリ作りためます!
2016年6月16日 カテゴリー:まんが日記,日記 コメント:コメント:0
こんにちは。お久しぶりです、いつの間にかちょっと間があいておりました。
あれ?そろそろ「真夜の旅人」の更新ではないの?
と、思われた方すみません。今猛烈に描いております!
6月は祝日がないのでテンポが良くリズムに乗って仕事出来るので好きな時です。
横浜美術館さんで銅版画のお手伝いをしつつ、新作の銅版画を作ったり、作品を作ったり、講座の資料を制作したりしております。
横浜周辺はスタイリッシュな老若男女が闊歩し、学生さんもたくさんおります。
彼らを眺めていてふと自分が美術高校生だった頃を思い出しました。
私は神奈川県内の公立で、美術コースがある高校の学生でした。
(高校のことはいつかダイアリーにも描かせていただいたのですが、いろいろと目覚めた時期でもありました。)
今の美術高校生も、私達と同じような感じなのかなあ…、と思いながら描いたのが上の漫画です。
他愛もない思い出です(笑)。
あの頃の神秘的な油絵の具の匂いや、誰もいない校舎のなか居残って暗くなるまで描いていたあの空気がたまりません。
絵を描く人々が集まるところには独特の雰囲気がありますね。
横浜美術館のアトリエからもあの雰囲気、空気を感じて好きです。
こんなこともありましたが、もし現役の美術高校生方、ご覧になられておられましたらいかがでしょう?
皆さんの周りもこんなかんじですか?
↓↓↓
2016年6月3日 カテゴリー:日記 コメント:コメント:0
帰ってまいりました。
本当にお越し下さいました皆様、ありがとうございました!
今回は原画作品を多くの方にご覧いただき、また、お嫁に出すこととなり感謝の念に堪えません。
毎回ご来場いただく方がいらっしゃいますこと誠に感謝しております。
では、今回もレポートをさせていただきます!
旅立ちです。いつも通り午後の紅茶(ミルク)で出立。
お昼はすき焼き弁当。
今年も博多に到着です!
博多はやっぱり梅雨の気配がしましたね〜。
この日は早々に宿に入り、1週間分の飲み物やお茶を買ってホテルで籠城。
さあ、翌日25日からいよいよ搬入&初日です!
これをこうして…。
こうじゃ!
今回はこんな感じでした!
卓上のスペース。ポストカードや本を売っております。
似顔絵もやっておりましたよ!
今回の博多滞在は少々ぐずついたお天気でしたが、最後の2日間はからりと晴れて気持ちよかったです。
あと博多駅はすごく再開発が進んでいろいろ出来てました!
そのひとつがこのKITTE!
開店したばかりの時は入場制限もかかるくらいの混み具合だったそうです。
博多は、熊本・大分の震災の影響から回復しはじめ人も多く活気に満ちておりました。
でも、ご来場下さったお客様の中には震災に遭われて大変な日を過ごされた方も多くいらっしゃいました。
仮設住宅が出来るまで2〜3ヶ月。
それまでの間の避難所で暮らし、そして仮設に入ったとしてもお家の再建までは各自バラバラのタイミングとなり大変な生活を余儀なくされることが予想されます。
そのことは東日本の折りに親戚とともに私も経験があるので想像に難くありません。
でもきっと、元通りとはいかないかもしれなくても立ちなおることが出来ると信じております。
その少しでも、作品をとおしてお手伝いが出来たら幸いです、非力な作家でありますが、そのことをずっと思っております。
皆様のおかげで今年も無事に終えることが出来ました。
今年は5月はいろいろと新しい試みも始まり多忙のせいか、体調面で博多滞在の後半戦は大分おみまい(笑)されてしまいました。
でも皆様のおかげでなんとか8日間乗り切ることが出来ました。
誠にありがとうございます!
…ということで、どこにも寄れず帰路に。
いざ〜!
清々しい6月の風!
これからまた新しいの作るぞ〜。
〜おまけ〜
今回の博多滞在では、こいつにも大分助けられました。
「星のカービィ ロボボプラネット」。
もうね、ホテルに帰ってご飯食べて翌日の支度をしてから寝るまでの間30分、毎日堪能してました。
私はゲームをしてないように見えるらしいのですが、カービィに関してはもうカービィが生まれた頃からずっとのお付き合いです。(ほとんどのシリーズをやっております)
もともと宇宙的なモチーフが好きで、この作品は「星」にまつわる世界観が大変素敵です。
子供でも分かるように作られているけれど奥が深い。
可愛らしい世界でも恐ろしいものはしっかり描き、この世にはちゃんと「恐いもの」があることを教えてくれる。想像力を養ってくれる作品群ですね。
そして今回のカービィはその世界観がもう素晴らしいのですよ!!!
まず今回のテーマは「機械」。キカイ化された世界、というのがどストライク!!機械と植物が融合したような世界から、宇宙的な舞台へ。さらにカービィファンなら誰しもあっと驚くラ スボスの演出。そしてそれらを生き生きと描く音楽…。
やり応え満点の難易度と相まって3DSカービィの中で最高に好きになりました。
もう音楽がね… 最高なんですよ。
宇宙好きの私にとっては最高なんですよ…!
サントラが早く出て欲しいです〜!