2015年8月31日 カテゴリー:日記 コメント:コメント:0
こんにちは。
いろいろあってしばらくしていたら何と今日で8月終わり!
えええ〜。
早いもんです。
あの8月のうだるような暑さはどこへやら、最近はめっきり涼しくなりましたね。
さて今日は8月半ばの帰省旅行に逆戻り!
続きをお送り致します。
ではつづきは…、お墓参りに行ったとこでしたね!
こちらは私のほうではなく、いとこのほうのお墓から見た志津川の町のあったところの風景。
私が何気なく、
「見晴らしがいいなあ。」
と言ったらいとこが、
「もとは見えなかったんだけどね、海。」
と言われその時はっと『ああそうか。この下もいっぱい家があって町があったんだよな。』と当たり前の事に気が付きました。
その頃にも来ておきたかったな。
そんなお墓の片隅にこんな看板が。
よっぽど腹に据えかねたんですね。
なんか面白い言い回し。
さあ、ここからはちょっとした用事で宮城県内陸にドライブしに行きました。
海沿いは気温22℃という8月半ばにしては天国のような涼しさだったのが、内陸は30℃という真夏の暑さ。
う、うだる…!しかし見晴らしは最高!
伊豆沼という大きな沼の蓮畑。
これを見ると「帰ってきたなあ〜…」と思いますやっぱり!
近くの田んぼには白鷺の姿が。
この鳥を見るととある方を思い出します。
みんなが揃えばやっぱりお寿司です!
さて翌日です。
この日は湯治にいく祖母を送りにみんなで岩手へ。
到着!
山の上はなんといい天気!
雲と空のコントラストが眩しい。
そのへんからすごい温泉が湧いております。
触ると温かい。
川のように見えますがこれも温泉。
近寄ると温かいし実は湯気立ってます。
帰省旅行もあと2日。
明日は生まれ故郷歌津を散策してこよう。
滞在最終日。
この日は伊里前をじっくり見たくて半日ほど散歩をしておりました。
写真は歌津、伊里前の神社「三嶋神社」からの一枚。
まずお参りしてから、いつもの場所でパシャリ。盛り土が盛ってるなあ〜。昔あそこは及新商店とか床屋さんとか、金物屋があったんだぜ。
どうしても海と向き合いたくて第一防波堤へ。
第一防波堤すごく高くなりましたね。元の倍くらい大きくなったんじゃないでしょうか?
あいにくの小雨がちらつくお天気でしたが、丸2時間はここでぼーっと海を見ておりました。
あんなことになってしまってもどんなことになってしまっても海はやっぱり好きです。
帰りがけこんなもの見つけました。
かぼちゃ。
どこに成ってると思いますか?
実は…
じゃん!
生け垣の上にかぼちゃが!(くりっくすると写真が大きくなります〜)
さあ明日はついに関東に帰る日だ!
旅立ちの日。
スカーっ!と晴れて、しかも風が心地よい!
こっちはもう秋です!
BRT気仙沼線の駅に向かいます。
かつてはこの向こうに橋があってそこを通って志津川に行けました。
しかし今は、この先に行っても橋が落ちていて行き止まりなのです。切ないなあ。
着きました。
私の愛する歌津駅。
しかし、ここにはもう列車はやっては来ません。
JR東日本は鉄路での気仙沼線の復旧を断念するという知らせを聞きました。ここにまた列車が来る事が、もうないという事でした。
覚悟はしていたつもりだったのですが、やはり改めて聞くと落ち着かない気持ちです。
やっぱり、元には戻らないんだなあ…。
そんなことも洗い流すように、空は綺麗で山は全然変わらない緑をそよがせていました。
人間の作ったものは脆いなあ。
山も川も空も全然びくともしないのに。
たとえ元に戻らなくても、私は見届けねば。
私たちは、昔の町も知っていて、これから町になって行く場所も全部知っている世代になるんだから。
伝えねば。
その時に。
「こういう人が生きていて、こういう町並みがあって、あのときはこうだったんだよ」
って。
そういうのって子どもから煙たがられちゃうんですかね?
でも、それは何かで伝えます。
それが、亡くなっていった人のことも亡くなった町にまた命を吹き込むことだから。
彼らから託された大切なものだから。
そんなことを思いながら、帰りの新幹線で牛弁当を食べるのでした。
さて、9月はニューヨークのアーティストブックフェア!
目下制作中でございます!
年明けには個展と、さらにまだお知らせできないのですがいろいろと控えている事があります。
それらの機会でここで学んだことが行かせるよう、やって参りたいと思います!
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