日記

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月のはなれ4周年記念パーティ!

2017月の4周年

 

12月20日。

月のはなれ4周年記念パーティに行きました!

 

この日は横浜美術館の年内最後のアトリエのお仕事だったので仕事を終え、急ぎ足で銀座へ。

月のはなれは音楽家の方やお店に関わる方、そしてアナタスケッチ作家の方々が集まっての開店4周年記念パーティです!

 

 

 

月のはなれ4周年02

 

↑ 私が辿り着いた時はもうすでにこんな感じで、温かい空間が広がっておりました。

 

ご挨拶から乾杯!で始まり、お店で演奏したことのある音楽家の方々が次々に現われ、美味しいお料理とお酒をが振る舞われ、テーブルごとに話に華が咲きます。

みなさん立場も年齢も様々。

編集の仕事の方や、ダンサーの方、映像作家の方、etc…

そして、それをスケッチする私のようなスケッチ作家たち(私以外のアナタスケッチ作家の皆様ともようやくお目にかかれました…!嬉しかったです!)。

 

それぞれ思い思いに最初見ず知らずの者同士でしたが、ぽつりぽつりと話が始まり、交流が始まって行きます。

 

そこに始まる音楽家の皆さんのミュージック。

 

 

月のはなれは、出来たばかりの頃行ったことがあります。

その時私はギャラリー椿での個展の準備をしていて京橋を訪れ、その帰りに銀座へ寄ったのではないかと思います。

その頃の月のはなれはまだドリンクのメニューしかなく、完全ではないまだ開いたばかりの慌ただしさが垣間みれました。

 

しかし、このお店独特の「もう百年前からこの町にあったかのような居心地のよさ」がありました。

 

「あ。このお店、ずっと来よう。」

 

と、そのとき心のどこかにピンと来て決めたのです。

 

それから合間を縫って友達と来たり、大切な集まりの時の定番の集まる場所として月のはなれに参りました。

その間私は百貨店の仕事の中で似顔絵やスケッチをする仕事をひょんなことからはじめ、だんだんそちらも伸びて行き、そして今年の3月「アナタスケッチ作家募集」の広告を月のはなれのウェブページで見つけたのです。

 

 

月のはなれは、いつ行っても「本物」の空間に出会える貴重な場所でした。

腰掛ける椅子は何年も時を経たラタンの椅子。

サーブされるお酒の味は、一口で分かる本物の味。

丁寧に作られたお料理は、眺めているだけでも心も満たしてくれる美しさがあります。そしてそれでいてお腹いっぱいに満たされる。

そして20時を過ぎて奏でられるアーティスト達の音楽。普段ステージの上の存在で、コンサートホールでないと聴けないと思っていたその音色が、手の届きそうな側で奏でられます。

そのCDでもない、レコードでもない本物の音色はそよ風のように体の奥を震わせてくれます。

 

 

見せかけではない、急ごしらえで出来てはすぐ消えていく紛い物ばかりに囲まれた現代の街の中。

ここは間違いなく「本物」が宿る場所なのです。

 

私はこの空間がとても好きで、その場所に内側から関わりたくてアナタスケッチ作家に応募しました。

 

そして今、ココに居ます。

片手にグラスを持って、乾杯をしている。

 

それがこの上なく心の底から幸せなに感じられました。

 

 

月のはなれ4周年03

 

月光荘店主の方が、乾杯に際して仰りました。

 

 

「人生は有限です。

だから何してもいいわけじゃなくて、

 

だからこそ、ていねいに。」

 

と。

 

 

来年も、私もこの空間を描き留め続けるために来続けます。

この素敵な空間を。

 

ここには素晴らしい人々が集います。

色々な世界から、色々な思いや感覚や世界を持った人が。

 

私もまだまだ未熟ながら、そんな方々の仲間入りが出来るようにここで磨かれて行きたいと思います。

 

 

最高の夜をありがとうございました!!

 

月のはなれ4周年01

 

2017月の4周年03

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描かせていただきました!

HP_浮立面スケッチ

 

こんにちは。本日も誠にありがとうございます。

 

このたび、新作をギャラリーの「アートワーク(提供作品)」のコーナーで公開させていただきました。

こちらは佐賀県の伝統芸能「面浮立」で使われます「浮立面(ふりゅうめん)」を彫られる面師の方のスケッチでございます。

 

こたびご依頼をいただきまして描かせていただきました。

本当に楽しかったです!

ご依頼下さいました中原恵峰工房様、誠にありがとうございました。

 

11月まるまる使わせていただいて描かせていただきました。

普段のスケッチでは20〜40分くらいでザザザッと描いてしまうのですが、今回はじっくりと腰を据えてしっかり絵と向き合いました。

本当に勉強させていただきました…!

 

絵に描かれております面師の方は、佐賀県に2人しかいない数少ない面師の方だそうです。

是非皆様、佐賀県にお立ち寄りの際は、中原恵峰工房さまのところまでお立ち寄り下さいませ!

 

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仕事、仕事、仕事…!

こんにちは。

 

寒くなってきましたね…!

 

11月はひたすら毎日仕事をしております。

家の仕事部屋に居るときはご依頼いただいた仕事を描いたり、カルチャースクールのプリントを作ったり。

外仕事のある日以外はそんな感じです。

加えて今はまた期間限定の仕事も入れていてまさしくもうすぐ師走!という感じです。

 

めっきり作業部屋も寒くなってきました〜!風邪引かないように気をつけます!

 

さてさて今週末、新作の「ヒラエス」の製本デザインを打ち合わせに参ります。

いい本をつくれますよう頑張ります!

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今年もミネラルショーに行ってきました!

2017ミネラルショー06

 

今年も池袋の東京ミネラルショーに行ってきました!

 

今回は会期中一日も休みがなかったので、朝一に行って昼前に帰って来ると言う弾丸のミネラルショーでした。

 

でも今年もいい石がいっぱいでした〜!

 

2017ミネラルショー01

 

まずこちら。

銀星石の標本です。

 

これが一番の収穫でした。

実は学生の頃から好きな石で、様々な作品に使ってきました。(カヤンの鉱石煙管とか、砂岩の姫の頭飾りとか)

 

ようやく現物と出会えました…!

いや、いままでも見かけていたのですが、高すぎたりビビッとくるカタチじゃなかったりして丁度いいのがなくて…!

 

2017ミネラルショー02

 

そしてこちらも嬉しい収穫!

 

アクアマリンとトルマリンの原石。

アクアマリンはずっと欲しかったけれどいいのがなくて見送り続けていたところを、今日ようやくゲット!

トルマリンはよく見るとウォーターメロンになっているものと出会うことが出来ました。

 

周りにあるのは去年ゲットした石たちです。

 

2017ミネラルショー03

 

そして最後はこちら。

 

シトリンとハーキマークリスタル。

 

このシトリンとクリスタルはカタチと輝きが素敵でゲットしてしまいました。

太陽のような輝きです。

 

 

今回のミネラルショーはゆっくり見れなかったのですが、その分迅速に決断を下せてスパッといい石をゲットすることが出来たように思います。

 

2017ミネラルショー07

 

全部収めた宝石箱。

 

むふふ。本当に綺麗…。

 

こういうのを子どもの頃から作ってみたかったのです。

嬉しい。

 

今、作業机に置いてあります。

 

これを見て日々心が癒される…。

 

 

 

さて、今も仕事でてんやわんやです。

次の展覧会は1月のアーティストブックフェアと、横浜のプチパン展の予定です。

 

ヒラエスの製本が完了したら、この作品で展覧会がしたいと思っております。来年のどこかで出来たらいいですね。

 

では、今月も頑張ります。

 

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あっという間に11月ですね

もう11月になっちゃいましたね。

8月の帰省のレポートもここで続きを書けないうちに…。

 

 

博多阪急が終わり、11月〜12月は目立った展覧会もないのでいつもこの時期に来年の活動費を貯めるべく日々奮戦しております。

毎日毎日仕事に勤しむ日々。

 

まだ今年は後2ヶ月はありますが、本当に2017年はひたすら忙しかったです…!

自分が忙しくしてるだけなのかもしれないですが、あっという間にもう11月か!という気持ちです。

 

本当に今年よかったな〜と思うことは色々あるのですが、「ヒラエス」を描き切ったことが本当に一番安堵しました。

すごく時間かかったのもありますし、描いたことでようやく心中を整理出来たかなと思いまして。

 

本にして皆様に届けられるよう、頑張ります。

 

あと、月のはなれにてのアナタスケッチ作家になれたのも嬉しかったです。

本当に好きなお店だったので、そういうお店に縁が出来たのが嬉しかったです。

今月は8日と22日に参りますよ!

 

 

横浜美術館の方のお仕事は任期2年なので、あと半年を切りました。

 

もう2年経つのか…、とびっくりします。美術館のアトリエはとても好きな場所なので、いつも楽しみにしています。

最初行きはじめた頃は、色々と大変な時期だったのでゆっくり思いを巡らすことも出来なかったんですが、最近になって「ここ(横浜美術館)、大学院生の時に働きたかったと思ってたとこだったんだよなあ。」と思い返して、そんな場所にまたしてもご縁をいただいて通わせていただいてることが感慨深くなりました。

 

もっと横浜を味わおう。

あと半年なんだし。

 

 

次はどこでなにが待ってるのでしょう。

私のような仕事をしていると、正直決められた先の道がないのでいつもこの不安と期待と背中合わせです。

一文無しになるか。思いも寄らないところで何かするか。自分が一番やりたかったことを出来るようになるか。

 

常に不安で心配ですし、決められた明日がない分楽しみもたくさん見出せます。

生きて行けるのかな。漠然とそんなことを考えることもままあります。

普通、そんなこと考えないですかね(笑)。

でもだからこそ死に物狂いで何とかしようと奮戦するのです(^^)。

 

来年の今頃、この日記を見返している頃は何をしているのでしょう。

もっともっと成長したいです。

 

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