日記

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今夜からはじまる!

シャーロック祭り戦利品

こんにちは。

ついにこの日がやってまいりました!

 

5月24日、ついに「シャーロック シーズン3」の放送日です!!

幾日待った事でしょうー!わああああああ/////!!

 

それに先駆けまして、実は昨日5月23日、新宿某映画館で開催されておりましたシャーロック試写会に参加して参りました!

 

内容は、「シーズン3放送に先駆けて午後10時30分よりシャーロックの活躍を振り返り、『ピンク色の研究』『死を呼ぶ暗号』『大いなるゲーム』『ライヘンバッハヒーロー』を6時間映画館の大スクリーンで一気に見通す」という素晴らしい催しでございます。

 

もともと抽選制のイベントなのですが、私に於きましては洋画にものすごい詳しい友がペアチケットをあてて下さりそのお力によって入る事が出来ました。

本当に、友に感謝!!!

 

しかも、試写会には主役シャーロックの声を吹き替えられた、あの三上哲さんがいらっしゃるというプレミアムなひと時が!!

私をシャーロックへとハメた原点となった吉田篤弘さんの朗読劇「天国の探偵」を吹き込まれたあの…!

あの三上哲さんが…!!ああ…っ!

 

もう本当に夢見心地でした。

 

軽いトークショーもありまして、いろいろな裏話も聞く事ができました(三上さんはシャーロックのの劇中で一番好きなシーンは何か?と問われて「ぼくはジョンが困ってる所が一番好きです(笑)」と答えられておりました。)。

また、大スクリーンに本編の映像を流しつつ三上さんご本人がその場でシャーロックの動きに声を合わせる公開アフレコも行われ、会場は大盛り上がりでした。

 

 

そんなこんなで開始された上映会、夜10時30分より翌日朝5時30分まで(途中休憩を挟みつつ)ぶっ通しで行われ、シャーロックのあの迫力ある画面でスリリングなストーリーが展開されていきました。

途中ダウンしないか心配だったのですが、仕事中に飲んだリポ◯タンDが効いたのか、物語に完全に引き込まれたのかあるいはどっちもか、まったく眠くなりませんでしたww

むしろ、目は爛々と輝き、普段は発見出来なかったポイントに気がつき、原作を読んで初めて気付ける小ネタやレトリックに胸躍らせ、あっという間に一話、また一話と見通してしまいました。

 

そして気がついたら、ライヘンバッハヒーロー。

 

ああ…。あれからほんとどうなったんだろう。

原作でもライヘンバッハの滝から落ちて死んだとされるシャーロック・ホームズが、どのようにして生き伸びていたのかは読者の最大の関心ポイントでありますが、ホントシャーロックではどうなるのか…!!

しかし、その悶絶も今日で終わりなのです、今日の9時からそれが明かされるのです!

 

もう楽しみで楽しみで…!!

 

 

すみません徹夜したので若干テンションが高いですね…(笑)

でも、徹夜してもけっこう人間元気なんですね(健康なら)。

 

 

写真は、試写会でもらったティッシュとシャーロック3のサウンドトラックです。

見てから聴こうかなと思ったのですが、やっぱり気になって開けちゃいました。

今、それを聞きながらこの文章をしたためております。

夢見心地でス。

 

 

これから3週間、私にとって黄金のシャーロック週間が始まります!

それを糧に、今日も作品作り頑張りたいと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

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これはじけんですよ、ワトソンくん!

ハト

 

こんにちは。

最近夏らしくなって参りましたね。

 

それはさておき、最近我が家にちょっとした出来事がございました。

 

 

なんと、家の梅の庭木に鳩が巣を作ったのです!

なんか、最近やけに鳩が家に来るな〜。と思って見てたのですが、よくよく見ると、ん?あ、あれ?なんか、いつの間にか巣が出来てない!?

ということになりました。

どうもつがいのようで、うちの梅の木で子育てをするようです。

 

私がアトリエにしている作業部屋からそれがバッチリ見えるので、毎日毎日「まだいる…!」と思いながら見つめるのが日課になっております。

ハト、ハト可愛いですよ。たまりません、あのフォルム。丸み。かたち!

ただひとつの心配は、猫にやられないかということです。

猫は鳩を襲いますからね…。(猫も好きなんですけど(^^;))

今、このハトの夫婦はどうやら卵を温めているようです。

しばらく彼らを見守る事が習慣になりそうです!

 

 

…ところで、みなさんハトの鳴き声ってどう表現しますか?

私の母は、

「ハトの鳴き声?そりゃあ、『デーデー、ポッポー。』でしょ。」

と言います。

 

デデポッポ…?

 

 

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「10年前」の文庫本

シャーロック本

 

今、探している本があります。

 

それは、「シャーロック・ホームズシリーズの10年前の本」です。

 

「なんのこっちゃ?」とよく言われます。

そうなんです。本自体は本屋さんに行けばあるんです。それもホームズなんで必ずほぼ全巻元気に販売されております。

 

でも違うんです。

 

「10年前」の文庫本が欲しいんです。

 

 

というのも、実は私が初めてシャーロック・ホームズの原作本を読んだのが高校生の頃でちょうど10年くらい前でした。

で、再燃してその頃読んだ本をまた読み返し始めました。

そしてその頃読んだ巻は途中だったのでその続きを本屋さんに買いにいきました。

 

そしたら違うんです。

 

文字の大きさが。

 

今の文庫本は、主な読者層(なんだと思われる)である中高年の方向けに、文字が大きくなっていたのです。

そして、文字が大きい分紙面の文字量が減るのでちょっとだけ本が分厚い感じがするのです。

 

ち、違う!!

私は!!

私はむかしの文字の小さいやつが欲しいんだ!!

 

すでに私が持っている巻は10年前の発刊で文字が(今に比べたら)小さい巻でした。

シリーズ物なのに文字の大きさが違うなんてなんか…っ、なんか!! なんかいやだあ!!!

 

そう思っていろんな本屋さんを探したのですが、当然どれも最新巻の版で文字がおっきい本ばかりでした。

10年前の文庫本なんて本屋にもなければ古本屋にもない、一番中途半端な年代かも知れません(泣)。

 

さらに言うと、新潮文庫の延原謙さんの訳の本が好きなんです…!

この方の訳で全部読みたいんです…!!

 

とりあえず、ブックオフで3冊見つけられたのでうちの本棚にお迎え致しました。

 

 

「なんてコアなハマリ方をしてるんだ(笑)。」

と友や知人から笑われました(笑)。

私もそう思います(^^////>。

 

ですが、なにかものを買うときは「こいつと一生添い遂げられるか。」と思って買うので(一生は無理でも最低10年は使うつもりで買います)、自分が本当に気に入ったものを買いたいのです。

本当に気に入ったものでないと大切にしませんからね!

 

 

と、いうことで、まだ半分も集まってないので、これからブックオフや神田の古本屋巡りをして参ろうかと思います…!

まずは「緋色の研究」が欲しい!

 

 

 

 

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読書のススメ

読書のススメ

 

 本、面白いです。

 超面白いです!

 こないだ新聞で今の大学生の4割が本を読まないとか書いてありましたけど本当でしょうか?(すくなくとも私の身の回りにいた美大生はみんな本大好きな人ばかりでしたが)

 もったいない!!!こんなおもしろいこと!!

 

 と、言っても実は私そんなに読書家でもありません(笑)。

 大学生の頃は銅版画を勉強することや本を作ることが楽しくて楽しくてたまらなくてそればっかりやっていたので、本当に気に入った本くらいしか読みませんでした。なので、他聞に漏れず私も「あんまり本を読まない若者」だったと思います。

 読書家で、何でも知っている級友にコンプレックスを抱いていたくらいです。

 

 それがどうして本を読みはじめたのか。

 きっかけは2つのことでした。

 

 ひとつは、卒業して時間が出来たから。

 そしてもうひとつは、ある先輩の影響です。

 

 

 大学を修了して作家活動を初めまして、正直、スケジュールとスケジュールのインターバルの期間何も仕事がない時はがっぽり時間が空きました。

 じっとしていられない性分なので、「何かしなくちゃ。何かしなくちゃ。」と焦るのですが、焦っても何も起きません。

 焦ってもどうにもならないんだから時間のあるうちにいままで出来なかったことを、なんでもいいからやろうか。

 

 そう思っていちばん最初に思い浮かんで来たのが「読書」でした。

 もともと本をあんまり読んでいないことにコンプレックスも持っておりました。(周りが読書家ばっかりだったので)。それならもう何でもいいから、とにかく興味を持った本を片っ端から読んでいこうと決め、「月に2冊は読む。」ことにしました。

 今から2年前です。

 

 それからというもの、いろんな本を読みました。お金はそんなにあるわけじゃないので、いつも図書館で借りてきます。

 別に何かを勉強しよう!!…と思うわけでもありません。「どういうことが書いてあって、読んだ自分はどう思うかな?」くらいの気持ちで始めました。

 そうしますと、今まで「なにが不朽の名作じゃ〜読まなくったっていいもの書いてみせるわい!」とか思っていたヒネた先入観が、「あれ、これおもしろいかも…!」という思いにだんだん変わっていきました。

 

 結局、ヘンなコンプレックスというのは「そんなことも知らないの?」というような嘲りを受けるのではというわたし自身の恥ずかしさから来ていたのだと気がついたのですが、それがどうしたすっごいおもしろい!

 

 知らないことは知らなくていいのです。これから知っていくのです。

 知らないことを能動的に知っていくのが喜びなのです。「そんなこと知らないの?」と聞かれても「はい!知りませんでした!今知れたことがとても嬉しいです!」とその人に向かって笑っていればそれでいいのです。

 嘲りを受ける恥ずかしさより、知ることに対する喜びの方がずっと勝ります。

 

 そして読書は、自分で本を選んで読み進めて、自分の今一番気になるポイントに意識があるのを知ることが出来ます。しかも集中出来ます。自分の頭で考えて、じっくり思索にふけることも出来ます。

 これは大変「自分から行動する仕事」になると思います。

 しかも、そこで知ったことは、じわじわと自分の体に染み込んで、ひょっとした拍子に表に現われる— 。これは大変ファンタジーです。その瞬間を心待ちにするのも楽しくて仕方ありません。絵を描く上でこんな面白いことはありません。

 

 

 そしてさらにこれはとても個人的な思いなのですが、本を読む人が本当に格好よく見えるのです。

 

 私が尊敬する人の中に、大学時代の韓国の留学生の先輩がおります。

 私と先輩とは席が近くて、お互いよく大学に来ていたので沢山お話しさせていただきました。

 先輩は名だたる絵画賞を受け、日本語英語韓国語を操る指折りの才女な方だったのですが、大変フランクで、気さくにいろいろなことを教えてくださり、また、私の相談に乗って下さいました。

 そんな方がある時古い本を読んでいて、「ねえ、安井さん。これなんて読むの?」と聞かれて、その本のある一節を私に差し出しました。

 見るとそれは日本人の私たちでもあまり読まなさそうな難しい古い本で、差し出した一節には「隈」の字がありました。その文字を先輩は私に問うたのです。

 「これは『くま』ですね。「すみっこ」とかそういう意味です。それにしても、すごい本読んでますね。」そう私が言うと先輩は、「うん、面白いよ〜。」といって微笑みました。

 

 その時私は、母国語でもない、その国の人すらも知らない難しい本を「面白い」と言って読む先輩の姿が、本当に眩しく思えました。

 「知りたがりなんだよ私は。なんでも知りたくて、知ることが面白いんだ。」

 ご飯をたべながら、先輩は私にそう語ってくれました。

 その先輩はいま日本と韓国を行き来しながら、作家としてお忙しく活動されております。それでもお会いすると昔と変わらない笑顔で「お〜。安井さ〜ん。」と言ってくれる明るく素敵な方です。

 

 その先輩の本を読む姿が、私の心のなかに、何故かずっと残っているのです。

 ああいう人になりたいな。

 それが、私が本を読みはじめた2つめのきっかけになると思います。

 

 その先輩は、密かに私が目指す憧れの先輩です。

 

 

 それでは最後に、読んだ本の記録は取ってなかったので正確なことは分からないのですが、思い出すためにちょっとここに一部分を書き出してみます。

 最近もっぱらハマっているのはもちろん「シャーロック・ホームズ」シリーズです(笑)!原作超面白い!

 「見るだけじゃなく観察しろ」、というホームズの言葉通り、自分の目と耳で、しっかりその中身を探究したいと思います!

 

 よい読書の旅を!

 

 

【ここ2年間で読んだ本リスト(思い出せる範囲でだけ…)】

(とても長いので、「もういいや!」という方はどうぞお見逃し下さいませ…!)

 

 

・月と六ペンス (モーム) (授業で読んで気になって全部読んでみました。)

・一千一夜物語 一巻

・ティファニーで朝食を (トルーマン・カポーティ)

・デミアン (ヘルマン・ヘッセ) (この本はすごい。)

・シッダールタ (ヘルマン・ヘッセ)

・車輪の下 (ヘルマン・ヘッセ)

・ヘッセ詩集 (ヘルマン・ヘッセ)

・リルケ詩集 (リルケ) (高校の頃からなんか好きでした。)

・夏の夜の夢・あらし (シェイクスピア)

・お気に召すまま (シェイクスピア)

・我輩は猫である (夏目漱石)

・王妃の館(上・下) (浅田次郎)

・憑神 (浅田次郎)

・寄りかからず (茨木のり子)

・八十日間世界一周 (ジュール・ヴェルヌ) (ラストシーンが… 胸熱です///)

・魔の山(上・下) (トーマス・マン)

・白い犬とワルツを (テリー・ケイ)

・生命40億年全史 (リチャード・フォーティ)

・高村光太郎詩集 (高村光太郎)

・ヴェロニカは死ぬことにした (パウロ・コエーリョ)

・わたしは最高にツイている (小林聡美)

・星の王子さま (サン・テグジュペリ)

・星占いのしくみ (石井ゆかり・鏡リュウジ)

・不安と孤独のレッスン (鴻上尚史)

・くちぶえサンドイッチ (松浦弥太郎)

・くちぶえカタログ (松浦弥太郎)

・本業失格 (松浦弥太郎)

・場所はいつも旅先だった (松浦弥太郎)

・暮らしの眼鏡 (花森安治)

・100年の難題はなぜ解けたのか (春日真人)

・老人力 (赤瀬川源平)

・外骨というひとがいた! (赤瀬川源平) (レジェンド「紙屑買いの大馬鹿者」)

・新解さんの謎 (赤瀬川源平)

・20代のうちにしておきたい17のこと (本田健)

・これで世の中わかる!ニュースの基礎 (池上彰)

・学び続ける力 (池上彰)

・昨夜のカレー、明日のパン (木皿泉)

・なくな、はらちゃんシナリオブック (岡田恵和) (見てました。大好きでした…!)

・美しい人 (須藤正親)

・モナリザの背中 (吉田篤弘)

・注文の多い注文書 (小川洋子/クラフト・エヴィング商会)

・星を売る店 (クラフト・エヴィング商会)

・東洋医学セルフケア (長谷川琤潤) (やってみたりしてます。)

・花物語 (牧野富太郎) (若いころの牧野さんの写真が。超男前です///)

・植物一日一題 (牧野富太郎)

・牧野富太郎自叙伝 (牧野富太郎)

・牧野富太郎植物記 (牧野富太郎)

・雪 (中谷宇吉郎)

・中谷宇吉郎随筆集

・鏡の中の物理学 (朝永振一郎)

・量子学と私 (朝永振一郎) (滞独日記がオススメです)

・目に見えないもの (湯川秀樹)

・星三百六十五夜 春 (野尻抱影)

・星三百六十五夜 夏 (野尻抱影)

・星三百六十五夜 秋 (野尻抱影)

・星三百六十五夜 冬 (野尻抱影)

・心配事の9割は起こらない (枡野俊明) (多摩美の先生だそうですよ!授業受ければよかった。)

・シャーロック・ホームズの冒険 (コナン・ドイル)

・シャーロック・ホームズの思い出 (コナン・ドイル)

・シャーロック・ホームズの事件簿 (コナン・ドイル) (もうことごとくホームズが格好いいです///)

・シャーロック・ホームズの叡智 (コナン・ドイル)

・シャーロック・ホームズ最後の挨拶 (コナン・ドイル)

・バスカヴィル家の犬 (コナン・ドイル)

・恐怖の谷 (コナン・ドイル) (バーディ・エドワーズが超カッコいいです!////)

 …

 …

 …(まだなんかあったような、うっ、でも、思い出せない…。)

 

 そして読書の旅は続く…

 

 

ここまでお読み下いました皆様、本当にありがとうございました!

 

 

 

 

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クラフト・エヴィング商会展「星を売る店」へ行って来ました

クラフトエヴィング商会展

 

こんにちは。春もいよいよ深まって、新緑の季節になって来ましたね。

こちらは、先日3月30日まで世田谷文学館で開かれていたクラフト・エヴィング商会「星を売る店」(私のPCでは旧字体がどうしても出ませんでした・泣)の展覧会パンフレットと、目録のご本です。

 

実は、先日のダイアリーで「どうしても行きたくて行きたくてたまらなかった展覧会」というのはこちらのことでございます。

 

何を隠そう私は、実はクラフト・エヴィング商会さんの大ファンでございます!

クラフト・エヴィング商会さんのご本は、実は私の人生を変えた一冊です。

彼らの本と出会わなかったら、多分今の私はありません。

高校生の時に初めて彼らの作品、本と出会ったとき、そのクオリティ。まるで本の中へ惹き込まれてしまう世界観。そのすべてに(文字通り)引き込まれ、「こんな本作りたい!!!」と感銘を受け「私も本を作ろう!」と決心しました。それが今のアーティストブックへと続いております。

 

クラフト・エヴィング商会さんと赤瀬川源平さん。

このおふたり(正確にはクラフト・エヴィング商会さんはご夫婦で2人なので3人ですね。)が、わたしの中の2大トップスターです。

 

そんなクラフト・エヴィング商会さんが展覧会をやるとは!!

もう喜び勇んで飛んで行きました。

 

 

展覧会は、今まで刊行されたご本のなかに登場する「品物」のお部屋。

この世界のどこかにあるクラフト・エヴィング商会さんのお店がある「町の一角」(月舟町なのかな?)を再現したお部屋。

そして最後に今までのご本や沢山の作家さんのご本を装丁した「本」のお部屋。

 

大きくこの3つのブースに分かれておりました。

 

クラフト・エヴィング商会さんの作品の魅力は、なんといってもその「まるでこの世に存在するリアリティ」だと思います。

様々なアイテム。品物。それがこの世のどこかに存在していて、本当にクラフト・エヴィング商会の方々が実際に仕入れてその顛末を本に認めているとしか思えない。

そんな物語がその本のなかで展開されております。

 

それを生で拝めるなんて!

 

ホントにもう、いきてて良かったと思いました。

 

 

そして今回この展示で一番心惹かれたのが最後のブースの「天国の探偵」!!

行かれた方お聴きになりましたか?

こちら「天国で放送されているラジオの電波を地上で受信出来る機械」を通して聴く事が出来るラジオドラマだったのですが、吉田篤弘さんの書き下ろしのお話が聞けるという事ですでに長蛇の列が!

「ここまで来たからには聴いて帰ろう。」と軽い気持ちで思いまして、入り口でいただいた素敵な壁新聞「ムーンシャイナー」を読みながら待っていたのですが、これが運命の出会いでした。

 

耳元から流れてくるのは、知的で艶やかなオトナの男性の声。「天国の探偵」と名乗るこの男性の天界での物語の数々。特に最後のオチのシーンではもう顔が綻ぶのが止められませんでした(笑)。

 

「これは!!これはもう一回聴かなきゃ!!!」

 

ということで、全く同じ内容なのに(BGMが一部分違うのでそれを聴き比べに)もう一回並び直して聴きなおし、また「ほわ〜っ…/////。」とそのお声と物語に聞き惚れてしまいました。

あれは!

あれは本当に朗読CDとかにならないんでしょうか!!

本当に素敵すぎます!!

あれがあの展覧会の中でしか聴けないなんてもったいない!

 

そのくらい、よかったです。

 

 

そのとき、その朗読をしておられたのが、イギリスBBCの「シャーロック」でシャーロック・ホームズの吹き替えを担当されていた三上哲さんで、「あ、これは前に友人が教えてくれたあの…。」ということになり、その2日後私はシャーロックを教えてくれた友と一緒にまたこれを聴きに行き(友人はもう頭の中にちらちらあの方が浮かんで来てたまらなかったそうです。)、ふたりでうわあああ////と聞き惚れておりました(笑)。

 

そうか〜。シャーロックの吹き替えをやっていたのか〜。シャーロック。そういえば友が面白いって去年の忘年会の時に話してくれたなあ〜。これは多分、吉田篤弘さんもご覧になられていたのではないかと友が推察してたなあ〜、どんなのか気になるな。おっ、なんと、BSプレミアムで再放送するんじゃないか。そりゃあ録画してみてみよう。なになに、0:30分から…  。

 

こうして私は、三上哲さんのシャーロックにはまり、そこからベネディクトさんに一撃KOでかなぐり倒され、今ではシャーロックを日本語で見た後に原語でもう一回全部見て、気になるシーンで一時停止をかけてどっぷり鑑賞するというディープな楽しみ方をしております。

 

本当に、面白いです。

英語の勉強になります。

 

そんなこんなで、本当に楽しい展覧会でした。

 

電気ホテル、楽しみです!!

 

 

 

 

 

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